本記事では、2021年7月現在で、楽天モバイルをちょうど1年間使ってみた感想をレビューした内容の記事となっています。
Twitterやウェブの記事を見ていると、悪い評判も多く、楽天モバイルを利用していいものか、躊躇する内容のことも数多く記載されています。
今回は、そのような方の参考になるように、楽天モバイルを1年間ヘビーに使い込んだ筆者が正直なレビューを行いたいと思います。
本記事を読めば、
- 電波が繋がらないって聞いたけど本当に大丈夫?
- 無料キャンペーンは本当に無料なの?
- ポイント還元はちゃんと還元された?
- メリットは分かったけど、デメリットも知りたい
という方の悩みを解決できると思います。
まずは、我が家のスマホ事情を先に説明します。
なお、本記事でも楽天モバイルのキャンペーン内容についても解説しますが、楽天モバイルはキャンペーンの内容をちょくちょく変えているので、大手のサイトでもキャンペーンの内容に合致した記事になっていません。
特に、1年間無料が終わっているのにそのままだったり、紹介キャンペーンが終了しているのに、そのままだったり・・・
申し込み前には、必ずキャンペーン内容は事前に確認してくださいね。
今回は2021年7月時点で最新の情報でお届けします。
- 楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」
- 楽天モバイルを使ってみた感想まとめ
- 楽天回線エリアならメインでもサブでも買ってよい
- 楽天回線エリア外の場合
- メリット1|3ヶ月間基本料金が無料
- メリット2|楽天回線だとデータ無制限
- メリット3|通信速度は全く問題なし
- メリット4|Rakuten Linkアプリを利用すると、通話・SMSが無料
- メリット5|eSIM対応(iPhoneも正式対応済み)
- メリット6|初期費用0円、解約手数料0円
- メリット7|キャンペーンが圧倒的に魅力的
- デメリット1|対応エリアに課題あり
- デメリット2|対応機種が限定されている(iPhoneも一部機能が制限)→正式サポート端末となり解消されました!
- デメリット3|楽天回線エリア内でも圏外になることがあった
- その他のメリット・デメリット
- 結局どれくらい節約できた?
- 結論|楽天モバイルはおすすめか
- 楽天モバイルの申し込み方法
- 楽天モバイルの新プランRakuten UN-LIMIT Ⅵについて
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」
キャリア | 楽天モバイル |
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT Ⅵ ※2021年4月1日からRakuten UN-LIMIT Vからアップグレード |
月額料金(税抜) | 2,980円(税込3,278円) 〜1GB:0円 〜3GB:980円(税込1,078円) 〜20GB:1,980円(税込2,178円) 20GB〜:2,980円(税込3,278円) |
月間データ容量 | 楽天回線エリア:無制限 パートナー回線エリア:5GB |
データ容量超過後の速度 | 最大1Mbps(パートナー回線エリア) |
ネットワーク | 5G・4G |
国内音声通話 | Rakuten Linkアプリ利用時:無料 それ以外:30秒/20円 |
SMS(国内) | Rakuten Linkアプリ利用時:無料 アプリ未使用時、国内SMSは3円/70文字(全角) |
海外利用 | 2GB指定66の国と地域で海外ローミング可能 |
定期契約 | なし |
解約金・MNP手数料 | 0円 |
契約事務手数料 | 0円 |
キャリアメール | なし |
申し込み方法 | オンライン・店舗 |
キャンペーン | 3ヵ月基本料が0円(2021/4/8〜終了日未定) SIM契約:5,000ポイント還元 端末セット申込:最大25,000ポイント MNP申込:最大20,000ポイント |
公式ページ | 楽天モバイル公式サイト |
楽天モバイルの料金プランはRakuten UN-LIMITの1つだけです。
非常にシンプルですね。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵは、月額料金が段階の定額制になっているのが大きな特徴です。
分かりやすくいうと、ギガを使わないと安くなり、使う場合もデータ無制限で定額、という使い勝手の良さが特徴です。
料金は最大で3,278円。仮に1GB以内に抑えると、月額料金が0円というプラン内容です。
Rakuten UN-LIMITとahamo,povo,LINEMOの比較
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ | ahamo | povo | LINEMO |
---|---|---|---|
データ無制限 | 〜20GB | 〜20GB | 〜20GB |
〜20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 | 2,970円 | 2,728 | 2,728円 |
通話・SNS無料 アプリ利用限定 | 5分定額通話 | 有料の通話 オプション | 有料の通話 オプション |
楽天モバイルの価格帯に合わせてドコモ、au、ソフトバンクがオンライン専用プランを同じ価格帯でサービス提供しているので、料金プランを比較しておきます。
- ドコモの「ahamo」(20GB税込2,970円)
- auの「povo」(20GB税込2,728円)
- ソフトバンクの「LINEMO」(20GB税込2,728円)
20GB以内であれば、Rakuten UN-LIMITが2,178円と最も安いのが分かります。
ただし、楽天モバイルの場合は、1GBでもデータ容量を超えると、3,278円の料金プランが適用されるので、20GBをやや超えて使う人には、やや高くなります。
楽天モバイルを使ってみた感想まとめ
楽天モバイルを実際に使ってみた感想をまとめていきます。
我が家の利用状況はこんな感じです。
筆者は2020年7月から楽天モバイルをメインとして利用しており、サブでLINEモバイルを利用していました。また、2020年12月からは妻がサブとしてRakuten WiFI Pocketを利用しています。
楽天回線エリアならメインでもサブでも買ってよい
メリット・デメリットをお伝えする前に、先に結論をお伝えします。
もし、あなたが楽天回線エリアにお住まいであれば、ドコモ・au・ソフトバンクからの乗り換えや、MVNO(格安SIM)からの乗り換えをおすすめします。
メイン回線として十分な使い心地ですが、デメリットをご覧になって多少不安であれば、サブ回線として使ってみる価値はあります。
楽天回線エリア外の場合
それに対して、あなたが楽天回線エリア外にお住まいで尚且つ月に3GB〜20GB利用する場合は、楽天モバイルは適していません。楽天回線エリア外でも月のデータ使用量が3GB以下であれば、楽天モバイルがおすすめです。
理由は、Rakuten UN-LIMIT Ⅵの段階定額制にあります。
月のデータ容量 | 快適に使えるか | プラン料金 |
---|---|---|
〜1GB | ○(パートナー回線) | 0円 |
〜3GB | ○(パートナー回線) | 1,078円 |
〜20GB | ×(パートナー回線5GBを超過) | 2,178円 |
20GB〜 | ×(パートナー回線5GBを超過) | 3,278円 |
3GB以上を使うと、料金が2,178円に一気に上がってしまうのに、パートナー回線のデータ容量は5GBなので、速度制限にかかった状態で利用することになります。
これでは相当なストレスがかかると思われるので、楽天モバイルはおすすめしません。
2021年3月にサービス開始した、「ahamo」「LINEMO」「povo」や、UQモバイル、ワイモバイルなどを契約することをおすすめします。
ちなみに、月々のデータ利用が1GB〜3GBであれば、OCNモバイルONEやIIJmioのような格安SIMの方が料金が安くなります。
無料期間が終了する前くらいに格安SIMを検討してみても良いかもしれません。
メリット1|3ヶ月間基本料金が無料
楽天モバイルの最も大きなメリットは、キャンペーンで3ヶ月間基本料金が無料で利用できることです。
筆者が申し込みをしたタイミングですと、初期費用が3,300円(税込)かかっていましたが、2021年1月現在では、初期費用も無料となりました。
つまり、申し込みから3ヶ月間利用するにあたり、完全無料で利用することが可能になっています。
2021年4月7日までは、1年間無料だったので、比較するとどうしても見劣りしてしまいますが、それでも3ヶ月間無料期間があるのは非常に魅力です。
メリット2|楽天回線だとデータ無制限
楽天モバイルを使ってみて感じたの二つ目のメリットは、楽天回線エリア内でデータ無制限で利用できることです。
同じ価格帯でドコモやソフトバンクが用意している料金プランだと、20GBがデータ上限です。
コロナで自宅勤務や外出自粛などが続くと、嫌でもお家でのインターネット利用が増えてきますよね。
光回線に契約をすればデータ容量はもちろん無制限ですが、光回線は月額5000円〜6000円するうえに、2年や3年の契約期間の縛りがあることがほとんどです。(縛りをなくすと月額料金があがります。)
また、モバイルルーターと呼ばれる持ち運びできるPocket WiFiだと3000円〜4000円で使用できますが、データ容量の制限があるものが多いです。
楽天モバイルはテザリングもデータ無制限なので、複数の端末を楽天モバイルの回線で使用することができます。正直、データ容量の制限があるモバイルルーターが不要になります。
たまに、楽天回線エリア内でも電波状況が悪いという口コミをみます。そういった場合は、Rakuten Casaという屋内用小型基地局を申し込みすることができるみたいです。ただし、自宅インターネット回線の契約が必要になるので注意です。
メリット3|通信速度は全く問題なし
楽天モバイルは自前でネットワークを強化しているだけあって、通信速度は全く問題ありませんでした。
ここは、他のMVNO(格安SIM)との大きな違いです。
実際に筆者が計測してみた通信速度はこちらです。
平均してダウンロードは20Mbps〜30Mbpsぐらいのスピードが出ていました。(アップロードは10Mbps〜20Mbps)
日常生活で最もデータ通信速度が求められるのが4K動画視聴ですが、速度基準がおよそ20Mbpsなので、問題なく見ることができますね。
メリット4|Rakuten Linkアプリを利用すると、通話・SMSが無料
楽天モバイルは、通話やSMSを使用するときは、注意が必要です。
Rakuten Linkという楽天モバイルオリジナルのアプリを経由させないと料金がかかってしまいます。
Rakuten Linkアプリ利用 | 通常 | |
---|---|---|
音声通話 | 0円 | 22円/30秒 |
SMS | 0円 | 3円/70文字(全角) |
ただし、Rakuten Linkアプリ使用時であれば、通話料は0円です。
筆者がRakuten Linkアプリのメリットを実感したのは、引越し・物件探しのときです。
なぜなら、引越し業者や不動産業者のメインの連絡手段が必ずといっていいほど電話だからです。しかも、自分のタイミングで電話したいときは少なくとも数十秒間は通話をする必要があります。
折り返しをお願いすれば、掛け直してくれますが、一度電話を切ったり、話の途中で「折り返してください」というのも面倒でした。
引越し業者を探すときも、引越し見積もり一括サイトを利用しました。一括見積もりサイトを利用すると、登録をした途端、とめどなく電話がきますし、当日のやりとりも電話が発生します。
こういったLINEを教えるほどではない関係性の人たちと、連絡をとる手段として電話はまだまだ使うタイミングが多いです。050アプリも実際に利用していますが、通常の音声通話ほどではありませんが、料金が発生してしまいます。
そういったちょっとした電話料金が一切かからなくなるので、メリットと感じた瞬間でした。
なお、iOS版のRakuten Linkは2021年6月15日より一部有料化されます。
- 通話相手がRakuten Linkを利用せずに、海外で電話を受けるとき
- Rakuten Linkを利用しない相手へのSMS送信(国内同士)(海外から日本)
- Rakuten Linkを利用しない相手へのSMS送信(日本から海外)(海外から海外)は、指定地域でも無料から100円/70文字
詳しい内容については以下で確認できます。
>【重要】Rakuten LinkアプリiOS版の仕様変更に関するお知らせ
個人的に一番影響が大きいのは、海外で電話を受けるときに、有料となることと、SMSの送信は国内でも有料となることです。Androidユーザーは関係ありません。
メリット5|eSIM対応(iPhoneも正式対応済み)
楽天モバイルはeSIMに対応しています。
eSIMとはスマホに内蔵された本体一体型のSIMのことです。
通常だとSIMと呼ばれる小さなカードを本体に挿し込む必要があったので、開通までに物理的な時間がありましたが、eSIMだと完全にオンラインで申し込みから開通までを完了させることができます。
あまり知られていませんが、最近のiPhoneはeSIM対応スマホです。
- iPhone 12 mini ※1
- iPhone 12 Pro Max ※1
- iPhone 12 ※1
- iPhone 12 Pro ※1
- iPhone SE(第2世代)※2
- iPhone 11 ※2
- iPhone 11 Pro ※2
- iPhone 11 Pro MAX ※2
- iPhone XS ※3
- iPhone XS Max ※3
- iPhone XR ※3
※1 iOS14.1以降
※2 iOS13.0以降
※3 iOS12.1以降
ご覧のようにiPhone XS以降のiPhone機種はeSIMに対応しています。残念ながらiPhone XはeSIM非対応です。
なお、楽天モバイルのiPhone正式取り扱い開始に伴い、これまで正式にはサポートがなかったiPhoneが正式サポート対象端末となりました。
サポート対象:iPhone6s以降、iOS 14.4以降
メリット6|初期費用0円、解約手数料0円
格安SIM(MVNO)でも初期費用は3,300円(税込)がかかることが多いですが、楽天モバイルはZERO宣言という無期限のキャンペーンにより初期費用が0円になりました。
また、解約手数料が0円で契約期間も縛りがないため、解約に関する料金も0円です。
ちなみにあまりありませんが、SIM交換手数料も0円です。
途中で、スマホの機種が変わって、SIMを交換したいときは嬉しいですね。
メリット7|キャンペーンが圧倒的に魅力的
楽天モバイルの魅力は他社に比べて、圧倒的に魅力的なキャンペーンが用意されているところです。
特に、楽天モバイルに申し込みをすると、だれでも5,000円相当分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンとスマホセット購入は高額ポイント還元なので、非常にお得になっています。
キャンペーンの詳細はこちらの記事で解説しています。
デメリット1|対応エリアに課題あり
楽天モバイル最大のデメリットはなんといっても通信エリアでしょう。
要するに、スマホが繋がるかどうか、です。
とてもベーシックなことですが、スマホが繋がらないとヤバイですよね。
楽天回線の人口カバー率は、2020年10月で全人口の63.1%だそうです。まだまだドコモやau、ソフトバンクに比べると中途半端になっています。
そこで、流石にスマホが繋がらないのはヤバイので、楽天モバイルではパートナー回線といって、楽天回線以外ではauの回線を使用できるようになっています。
ただし、楽天回線と違って、パートナー回線ではデータ容量の制限が5GBになってしまいます。5GBだと、すでに発表されているようなドコモ・au・ソフトバンクが発表している20GB・3,278円プランの方が圧倒的に魅力です。
ですので、パートナー回線エリアにお住まいの方であれば、サブスマホとしての利用は十分できますが、メインスマホとしては、不十分といえるでしょう。
しかし、回線エリアについては、ある程度希望があります。
実は、筆者は2020年7月購入時点では、楽天回線エリア外の住所でした。(結構田舎でした。)しかし、2020年12月に楽天回線エリアの拡大地域に該当し、晴れて楽天回線エリアとなりました。
このように、楽天モバイル側もネットワークに課題があることは、十分認識しているので、ネットワーク拡大をかなり頑張っています。
2020年8月に、5年前倒し計画を発表して、2021年夏頃に人口カバー率96%を目指すと宣言しています。
ネットワークエリアは、楽天モバイルにて随時更新されていますので、お住まいが楽天回線エリアなのかどうか、今後拡大を予定しているエリアなのかどうかを調べてみてください。
ちなみに、先ほどお伝えしたRakuten Casaはパートナー回線内でも、楽天回線を拾うことができるようになり、楽天回線エリア外でもデータ容量無制限になります。事務手数料は税込3300円かかりますが、3300円相当の楽天ポイント還元があるので、パートナー回線にお住まいであれば、検討してみてもいいかもしれません。※ただし、自宅にインターネット回線をひいている必要があるので、条件に注意ください。
ネットワーク回線を確かめる方法、ネットワークの拡大状況の詳細については、こちらの記事も参考にしてみてください。
デメリット2|対応機種が限定されている(iPhoneも一部機能が制限)→正式サポート端末となり解消されました!
下記のデメリットはiPhoneの正式な取り扱い開始に伴い、サポートされるようになりました。
現在は、iOS14.4を搭載したiPhone 6s以降の端末であれば、全ての機能を利用することができます。
次に、楽天モバイルの対応機種が現時点はかなり限られていることがデメリットです。
筆者が過去に使用していたHuawei nova liteやHuawei P10 liteのような少し古い端末ですと楽天モバイル非対応になっています。
実際に、nanoSIM端末に挿入してみて、開通できるか試してみましたが、通常の開通フローだと失敗しました。
この辺り、youtubeなどに対応端末以外で開通できるかどうかを検証した動画がいくつかあったので、参考にしてみるとよいかもしれません。
楽天回線対応製品は楽天モバイルの公式サイトで確認可能です。
なお、楽天モバイルをiPhoneで使いたいという方は多いと思いますが、iPhone XS以降の端末はeSIMとあわせて利用可能です。
ただし、一部機能が制限されています。
こちらのキャプチャをみると、データ通信、通話、楽天回線エリア内でのSMSが利用可能となっています。パートナー回線内でのSMSや楽天回線・パートナー回線の自動切り替えができないとかなり使い勝手が悪くなるといえます。
地方への旅行などは、かなりの確率で楽天回線エリア外に出てしまうので、そのタイミングでSMSが受けられないとなるととても不便ですよね。
ただし、Rakuten Linkアプリでアクティベーションすることで、パートナー回線エリアでもSMS利用ができるようになったので、嬉しい進展です。
とはいえ、iPhoneは注意事項が結構多いのです。
楽天回線対応製品以外は、当社の動作保証対象外となります。また、ご利用いただける機能であっても、OSやソフトウェアの更新等により、機能のご利用が制限される場合があります。ご利用はお客様ご自身の判断でお願いします。
楽天回線対応製品以外の製品の設定・操作方法については、お客さまご自身でご確認いただくか、機種購入事業者までお問い合わせください。楽天モバイルでは、ご質問対応などのアフターサービスを提供できません。
楽天モバイル
環境
- iPhone12シリーズ(iPhone 12/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/ iPhone 12 mini )かつ iOS14.3
- Rakuten SIMを副回線として設定
上記の環境では、場合によってはデータ通信ができなくなることがあります。
デメリット3|楽天回線エリア内でも圏外になることがあった
3つ目のデメリットは、楽天回線エリア内にいても、場所によって圏外になることがありました。
実際に圏外になった場所の例でいうと、
が挙げられます。
おそらく基地局の場所やそもそもの建物の構造などに影響を受けていると思われます。
Twitterなどでは、「突発的に一時的に繋がらなくなる」という口コミも見られましたが、筆者は突発的に繋がらなくなったケースはありませんでした。
ちなみに、筆者は今まで会計のときにネットに繋がらなかったことはないです。
その他のメリット・デメリット
そのほか、自分ではあまり大きなメリット・デメリットと感じなかったですが、口コミや評判ではよくみるメリット・デメリットを挙げておきます。
- メリット
- 5Gが無料→5G対応エリアが狭いのと、5G対応スマホを持っていないため。
- 店舗でも申し込みができる→オンラインでの申し込みが楽なので利用する気がありません。
- デメリット
- サポートが微妙・時間がかかる→実際に問題が起きなかったのでサポートが不要でした。
結局どれくらい節約できた?
楽天モバイルに契約する理由は、基本的にはスマホ代の節約です。
稀に楽天モバイルのSPUの倍率をあげるという稀有な方もいますが、わざわざネットワークに課題がある楽天モバイルを利用するからには、スマホ代を節約して、家計の支出を減らす必要がありますね。
今回は、実際に節約できた支出を公開します。
筆者(夫) | 妻 | |
---|---|---|
キャンペーン上のお得金額 | 3,278円×12ヶ月=39,336円 スマホセット購入還元ポイント:26,300円相当 紹介ポイント:1,500円相当 合計:67,136円(うち1,500ポイント) | 3,278円×12ヶ月=39,336円 Pocket WiFi購入時割引:9,980円 紹介ポイント:1,000円相当 合計:50,316円(うち1,000ポイント) |
スマホ代/月額 | 1,221円→550円 (LINEモバイル3GBプランを500MBプランに変更) 差額:671円 | 約9,000円→2,178円 (2021年2月からワイモバイル3GBプランに変更予定 差額:約7,000円 |
月数 | 6ヶ月(2021年1月〜2021年6月) | 10ヶ月(2021年2月〜11月の期間) |
実際の支出削減額 | 4,026円 | 約70,000円 |
支出削減以外のメリット | 月額データ容量3GB→無制限 | 月額データ容量50GB→3GB&無制限 |
キャンペーン上でお得になった、金額117,472円と約12万円でした。
それに対して、実際に削減できた支出額の合計は約74,000円です。
筆者はもともと1000円ほどのスマホ料金であったため、支出削減はできていません。(逆に1年間の無料期間が終了すると、以前に比べて2000円ほど支出が増えることになります。
対して、妻の方は、もともとがソフトバンクのウルトラギガモンスターと呼ばれる大容量プランでかなり高額だったので、大きな支出削減となりました。
キャリアの大容量プランから、サブブランや格安SIMと楽天モバイルの組み合わせにするだけでかなりの支出を減らすことができます。
結論|楽天モバイルはおすすめか
改めて、結論をお伝えすると、
- 楽天回線エリア内に住んでいる:メイン・サブのどちらでもおすすめ
- 楽天回線エリア外に住んでいる:サブにて低容量の利用だとおすすめ
ということで、楽天回線エリアに住んでいるのであれば、スマホ代節約になるので、ぜひ楽天モバイルに新規申し込み・乗り換えをしましょう。年間で数万円の支出削減を実現できます。
楽天モバイルの申し込み方法
楽天モバイルの申し込み方法は、楽天モバイルの店舗での申し込みか、オンラインで申し込みの2種類です。
店舗は営業時間があるため、オンラインをおすすめします。
オンラインでおよそ10分程度で申し込み完了です。
新規申し込みの場合
本人確認書類のアップロードは読み取り精度がイマイチな気がしました。何度かアップロードしたものの、「不備がありました、再アップロードをしてください」という内容のメールが何度かきました。解決法としては、「SIM・端末の受け取り時に、宅配業者の方に本人確認書類を掲示する」を選択すればOKです。
乗り換えの場合
乗り換えの場合は、以下の手順で進めていきましょう。
申し込みは、楽天モバイル公式サイトから可能です。
Rakuten UN-LIMIT 2.0とRakuten UN-LIMIT Vの違いは?
「Rakuten UN-LIMIT 2.0」は楽天モバイルが4Gサービスを提供していたときのプラン名です。現在は、5Gネットワークの提供を開始したため、名称が「Rakuten UN-LIMIT V」に変更となりました。
なお、Rakuten UN-LIMIT 2.0に申し込んだユーザーも、自動的にRakuten UN-LIMIT Vにアップグレードされるので、特段気にしなくて大丈夫です。
ドコモの新プラン「ahamo」との比較はこちらの記事を参考にしてみてください。
ざっくり簡単にいうと、
がおすすめになります。
楽天モバイルの新プランRakuten UN-LIMIT Ⅵについて
楽天モバイルは、2021年1月29日にRakuten UN-LIMITの新プランについて発表を行いました。
ポイントは、以下になります。
特に、最も重要なのが、料金体系の変更です。
この変更により、楽天モバイルはMVNOやキャリアのオンライン専用プラン、サブブランドと比較しても、十分低価格となり魅力的になりました。
特に、
といったように、サブ回線としての使い勝手が非常に上がりました。
ちなみに、楽天モバイルを最安運用するには、IIJmioのeSIMプランの契約との組み合わせがおすすめです。