最近、怒涛の勢いで携帯各社のプランが発表されたり、変更されたりしています。
スマホ代を節約しようと、乗り換えを考えてもどこの携帯会社にすればいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。
今回は、どこの携帯会社にすればいいのかパターン別に考えてみたので参考にしてみてください。
とにかく節約したいなら楽天モバイル
楽天回線エリア内なら迷わず容量無制限の楽天モバイルを検討
とにかく節約したい、という方には楽天回線エリアかどうかがポイントになります。
楽天回線エリアであれば、楽天モバイルへの乗り換えがおすすめです。
なぜなら、キャンペーンにより1年間無料で利用できることと、データ容量が無制限だからです。

- 1年間の無料キャンペーン(ただし先着300万人限定)
- 最大25,000〜28,000円相当の高額のポイント還元(*キャンペーンにより変動)
- 楽天回線エリア内でデータ容量無制限
筆者も楽天モバイルを使用しており詳細は、【2021年最新!正直レビュー】楽天モバイルを半年使ってみた感想|メリット・デメリットにて書いています。
ただし、楽天モバイルは、楽天回線エリアでも電波が繋がりにくいという口コミがみられ、ネットワーク品質には課題があります。
個人的には楽天回線エリア内で利用していて大きな支障はありません。しかし、人によってネットワーク品質は重要と考える人も多いと思います。
楽天回線エリア外の場合
楽天回線エリア外の場合は、少しややこしいです。
楽天回線エリア外は、パートナー回線といってauに借りた回線を利用することになります。その場合は、データ無制限ではなく、5GB(データ超過後は最大1Mbps)しか使えません。
とにかく節約したいので5GBで我慢できるなら、
- 楽天モバイル1年間の無料期間を利用→3大キャリアのオンライン専用プランに変更
- 楽天モバイル1年間の無料期間を利用→Y!mobileかUQモバイルのS(3GB)プランに変更
を検討してみてください。
5GBだとデータ利用が足りなくなってしまうなら、
- 3大キャリアのオンライン専用プランを利用
すると良いでしょう。
楽天回線エリアかどうかの確認方法
楽天回線エリアかどうかは、公式サイトで確認が必要です。
>楽天モバイル公式サイト

サービスエリアの「キーワードを入力」とある検索スペースであなたの住所を入力しましょう。

住所を入力して地図にピンがたったら、mapを拡大していきましょう。


最後に、「2021年春以降」となっているので、「現在」に変更しましょう。

濃いピンクの中にあれば、楽天回線エリアです。ピンが逆に薄いピンクの中にあれば、パートナー回線エリアなので、楽天回線エリア外です。

また、「2021年2月末」「2021年春以降」に切り替えて、パープル(紫)になっている箇所は、楽天回線エリア拡大予定の場所となっていますので、タイミングによって楽天回線を無制限で使えるようになります。
現在パートナー回線エリアにいる方も、必ず確認しておくことをおすすめします。
ネットワーク品質を重視するなら、3大キャリアのオンライン専用プラン
もし、楽天回線エリア内にいても、
- 電波がちょっとでも繋がりにくいのは絶対にイヤだ
- そもそも楽天モバイル自体が信用できない
という方は、ドコモ・au・ソフトバンクのオンライン専用プランをおすすめします。
オンライン専用プランはドコモ・au・ソフトバンクのネットワークをそのまま利用することができて、20GB・2480円〜2980円という中容量で税別3000円以下で利用できるリーズナブルなプランです。
ちなみにサービス提供は、各社いっせいに2021年3月になります。(具体的な日程は未定)
ahamo(アハモ) | povo(ポヴォ) | SoftBank on LINE | |
---|---|---|---|
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
基本料金 | 2,980 | 2,480円 | 2,980円 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB |
定額音声通話 | 1回につき5分無料 | なし | 1回につき5分無料 |
通話オプション | かけ放題:1,000円 | 1回につき5分無料:500円 かけ放題:1,500円 | かけ放題:1,000円 |
公式サイト | https://www.ahamobile.jp/ | https://povo.au.com/ | https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-on-line/ |
詳細記事 | ドコモが発表した新料金プラン「ahamo」ってどう?|月額2980円データ容量20GB | – | ソフトバンクがLINEモバイルを吸収合併!|SoftBank on LINEでahamoに対抗! |
申し込み(2021年1月17日現在) | 事前申し込み可能 | 事前申し込み不可 | 事前申し込み不可 |
サービス提供開始 | 2021年3月 | 2021年3月 | 2021年3月 |
手続き | オンラインからのみ | オンラインからのみ | オンラインからのみ |
2021年1月17日現在では、どのキャリアもサービス申し込みはできません。ドコモのahamoのみ事前の申し込み自体は可能となっていますが、正式な申し込みはできませんでした。
- ネットワークの安定・信頼感
- オンライン専用にすることで、コストが安く、20GB・税別3,000円以下でリーズナブル
- 契約の縛りがなく、契約解除料が0円
なお、容量の20GBは普通にスマホを使用していると、十分1ヶ月もつデータ容量になっています。
たださすがに、youtube・Netflixなどの動画や、インスタグラムなどを毎日長時間見ていると、容量はオーバーしてしまう可能性は高いでしょう。
ちなみに現時点では、auの「povo」が音声通話の5分かけ放題がない分、2480円で最安値になっています。
楽天モバイルが不安という方は、ぜひ3大キャリアのオンライン専用プランに2021年3月に乗り換えください。
月に3GBしか使わないんだけど?という方はUQモバイルかY!mobile(家族割)
家に光回線などのインターネット固定回線があり、それほど外出先でインターネットを利用しない方は、月に3GBも使わない、という場合も多いですよね。
そういう方は、すでに格安SIMなどに乗り換えている方が多いと思いますが、実は最近、格安SIMの価格も大きく動いています。
特に、ソフトバンクやauのサブブランドであるY!mobileやUQモバイルが値下げしていて、非常に安価な料金で利用できるようになります。(2021年2月開始予定)
サブブランド | Y!mobile | UQモバイル |
---|---|---|
新プラン名 | シンプルS | くりこしプランS |
新プラン価格 | 3GB1,980円 | 3GB1,480円 |
旧(現行)プラン名 | スマホベーシックプランS | スマホプランS |
旧(現行)プラン価格 | 3GB2,680円 | 3GB1,980 |
割引(家族割or光セット) | 適用あり 1,980→1,480円 | 適用なし |
提供開始時期 | 2021年2月 | 2021年2月1日 |
契約解除料 | なし | なし |
公式サイト |
どちらのサブブランドも3GBで1,480円と非常に安い月額料金で利用できるようになります。
UQモバイルは、家族割がなくても1,480円なので、1人で契約するならUQモバイルがおすすめです。
逆にY!mobileは、家族割が使えるよう2回線以上の利用がある場合は、1,480円で利用できるので検討して見ましょう。
Y!mobileの大きなメリットとしては、Yahoo!プレミアム(for Y!mobile)に申し込み不要、月額料金0円で加入できることです。
Y!mobile公式サイトへはこちらから↓
UQモバイル公式サイトはこちらから↓
3GBも多い!1GBしか使わないけど!という方は格安SIM(OCNモバイルONEがおすすめ!)
非常に珍しいとは思いますが、月に3GBも多いという場合は、迷わず格安SIMにしましょう。
ちなみに1GB以下のプランは、
- スマホでネットやゲームをほとんどやらない
- ネット利用時は必ず固定回線で利用している
- 通話しかしない
- サブスマホや子供に持たせようとしている
という用途で利用している人にはおすすめです。
格安SIMを選ぶときは少し注意が必要です。
安いと思ったら、通信速度が遅くて全然使えない。最低利用料金がかかって、思ったより高かった。
などの不満をよく聞きますので、事前に下調べをする必要があります。
- 音声通話が必要な場合
- OCNモバイルONE、b-mobile、BIGLOBEモバイル、LINEモバイル(ソフトバンク回線)、mineo(au回線)などの一番データ容量の低いプランを契約しましょう。
- OCNモバイルONEは、定期的に、スマホセット購入でスマホ代が超安くなるキャンペーンを実施しています。
個人的には、通信速度も安定していて、スマホセット購入のキャンペーンが魅力のOCN モバイル ONEおすすめします。

現在、新規契約で9000円、MNP(乗り換え)で12000円のキャッシュバックにamazon music unlimitedに加入するとさらに1000円追加で最大13000円のキャッシュバックキャンペーンが実施されています。(2021/1/5〜2021/1/31)

MVNO(格安SIM)の中でも、OCNモバイルはドコモ回線の通信品質が高いです。通信品質が安定しているためいざという時の利用で心配することがありません。

amazon music UNLIMITEDはapple musicのような音楽ストリーミングサービスです。月額980円ですが、3ヶ月間無料なうえに、24ヶ月は100円引きになります。
この機会にspotifyやapple musicからamazon music UNLIMITEDに乗り換えるのもアリです。
LINEモバイル(ソフトバンク回線)も通信速度そこそこでキャンペーンが魅力的でしたが、SoftBank on LINEのサービス提供に合わせて新規受付を終了させる、ということで今から長期で使うのはあまりいおすすめできません。
まとめ
以下パターンをもう一度整理してみると、こちらになります。
ちなみにネットワーク品質が大事!楽天モバイル不安という方で、20GB以上の利用がある場合は、基本的には固定のインターネット回線を契約するか、大手キャリアの大容量プランを契約するのがベターです。