2021年1月〜4月にかけて怒涛の勢いで携帯各社のプランが発表されました。
連日楽天モバイルやドコモのahamoがネットやニュースなどで話題になり、
「自分のスマホ代が高いかも」
「スマホ代にいくら払ってるっけ?」
と興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。
しかし、いざスマホ代を節約しようとしても、スマホ代がなぜ高いのか分かっていなかったり、乗り換えを検討してみても、どこの携帯会社にすればいいかわからないという人は多いのではないでしょうか。
実際に筆者も、知人や奥さんの実家のご両親からスマホ代の相談を受ける中で、格安SIMやキャリアの新しいプランが多すぎて結局どこにすればいいのか分からない、という悩みを抱えている人が多いことを実家しています。
そこで今回は、そもそもスマホ代の平均額、スマホ代はなぜ高くなるのか、スマホ代を節約するためにはどこの携帯会社にすればいいのかをパターン別に考えてみたので参考にしてみてください。
正解を先に見たい方は、まとめをご覧ください。
日本人はどれくらいスマホにお金を払ってる?
大手キャリアのスマホ代平均は8,312円|MMD研究所の調査(2020年11月)
2020年11月にMMD研究所の調査によると、日本人のスマホ代の平均金額は以下のとおりです。
- 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の平均:8,312円
- 格安SIM(UQモバイル+Y!mobile+MVNO)の平均:4,424円
- MVNOの平均:3,771円
大手キャリアを利用しているユーザーは、格安SIMやMVNOを利用しているユーザーに比べて、1.9倍〜2.2倍のスマホ代を月々支払っているというデータです。
大手キャリアの場合は、年間に換算すると約10万円の支出となっているのが分かります。
ちなみに、「平成30年版情報通信白書」という総務省が発表している公表データでは、年間で100,250円を支払っているとなっているので、非常に近い値になっていました。
それに対して、Y!mobile、UQモバイルを含んだ格安SIMの平均とMVNOの平均はそれほど乖離はないデータとなっています。
なお、ソフトバンクユーザーの実際の月々のスマホ代は、ソフトバンクのトクするサポート(半額サポート)を途中解約してスマホ代を節約する方法で具体例とともに解説しています。
スマホ代の構成要素は4つ
スマホ代の構成要素は4つに分かれます。
- データ通信料
- 音声通話料
- オプション料金
- 端末の割賦料金
大手キャリアでは、データ通信料を基本料金と大容量プランとの組み合わせで契約させることが一般的です。音声通話についても毎回5分無料などの定額オプションを組み合わせることが多いです。
また、端末の購入サポートプログラムと呼ばれる、24回〜48回払い(2年〜4年間)の端末購入契約と一緒に、iPhoneの保証サービスなどをオプションとして販売することが一般的です。
大手キャリアの料金
実際の大手キャリアで契約した場合のスマホ代について見ていきましょう。
ドコモの5Gギガホプレミア
2021年4月1日から提供開始された5G専用の料金プランです。
- データ通信料:7,315円(データ無制限)
- 音声通話料:22円/30秒(家族通話は無料)
- 音声通話オプション:かけ放題1,870円、5分無料通話オプション770円
データ通信料と音声通話オプション(5分無料)を組み合わせたら8,085円になります。
なお、割引は以下の3つ。全て適用されると2,387円の割引となります。
- 3回線以上がドコモ(家族割):1,100円割引
- ドコモ光セット割:1,100円割引
- dカードお支払割:187円割引
5Gギガライトプランもあり、こちらは、定額ではなく使ったギガ数で月間の料金が決まるプランです。
5Gギガライト | 〜1GB | 〜3GB | 〜5GB | 〜7GB |
---|---|---|---|---|
基本料 | 3,465 | 4,565 | 5,665 | 6,765円 |
Max割引 | 2,178 | 2,728 | 3,278円 | 4,378円 |
一方で同じ回線で20GB2970円のahamoを提供しているとは思えない料金体系ですね。基本的に、何もいいところがないので、ahamoか格安SIMに変更するのが賢い選択です。
ahamo | 〜20GB+5分の音声定額 |
基本料 | 2,970円 |
auの使い放題MAX 5Gプラン
auの5G使い放題プランはこちらです。2021年3月にスタートしました。
- データ通信料:7,238円(データ無制限)
- テザリングのデータ容量は30GB
- 混雑時の動画への通信制御あり
- 音声通話22円/30秒
割引は、ドコモと同じように3つです。全て適用されると2,310円の割引です。
- 家族割:3人以上の加入1100円、2人以上の加入550円
- auスマートバリュー:1100円
- au Payカードお支払い割:110円
auもデータ無制限で7,000円以上で、必死の割引でなんとか2,000円ほどの割引です。やはり大手キャリアの価格帯は非常に高額ですね。
ソフトバンクのメリハリ無制限
ソフトバンクのメリハリ無制限プランは、2021年3月17日から提供開始されたデータ無制限プランです。
- データ通信料:7,238円(データ無制限)
- テザリングのデータ容量は30GB
- 混雑時の動画への通信制御あり
- 音声通話22円/30秒
- 音声通話オプション:かけ放題1,980円、5分無料通話オプション880円
データ通信料と音声通話オプション(5分無料)を組み合わせたら8,188円になります。
なお、割引は以下の2つ。全て適用されると2,310円の割引となります。
- 3回線以上がソフトバンク(新みんな家族割):1,210円割引
- おうち割光セット:1,100円割引
大手キャリアのプランは横並びで割引はハードルが高い
以上大手キャリア3社の主なプランを見てきました。
実のところ、ほとんど大差ないです。料金もサービス内容も、各社同一水準に揃えています。
料金プランは、データ無制限とはいえ非常に高額ですね。
割引の条件も、2〜3回線以上を契約する必要があったり、光の固定回線契約が必要だったりとハードルが高いです。
ちなみに、光固定回線が家にあれば、ほとんどの人はキャリアのデータ無制限プランは必要ありません。割引をするために、さらに支出増やしているようなものなので、全くおすすめできません。
割引を受けるために、さらに契約して支出を増やさないといけなくなると、節約とは程遠いですね。
一般的なユーザーは、大容量のデータプラン+準定額の通話オプションで約8,000円に、iPhoneなどの端末の月々の支払いやオプション追加され、月額およそ12,000円くらいを支払う計算になります。
大手キャリアの家族割のデメリット
大手キャリアには必ず割引オプションとして、家族割引が用意されています。
家族割引は1000円ほどの割引を受けられるので、お得にみえますが、以下のデメリットがあります。
- 家族複数の契約が必要なので支出が増える
- 1回線でも他の格安SIMを契約してしまうと残された回線が値上がりしてしまう
ですので、家族割のために回線を増やすときは慎重に検討しましょう。そして、1回線でも格安SIMに乗り換える時は、家族で同時に乗り換えるのがおすすめです。
なお、格安SIMの場合は、そもそも価格帯が安いうえにさらに安くなるので、家族割自体は問題ありません。
スマホ代が高くなる理由
さてさて、ここから本題になります。
ここまで見てきたらスマホ代が高くなる理由は、だいたい予想がきますよね。
スマホ代が高いのは大手キャリアで契約しているから
スマホ代が高くなる理由は、簡単に言ってしまうと大手キャリアで契約をしているからです。
「え?大手キャリアで契約しているだけでスマホ代が高くなるの?」
「大手キャリアでも安いプランあるんじゃないの?」
と思うかもしれません。
しかし、大手キャリアでは、基本的に大容量のデータ通信プランと小容量のデータ通信プランを設けていて、小容量のプランは非常に割高になっています。
また、大容量プランはデータ容量に対してはそれほど高額ではないものの、単純に容量が大きいことから高額になっています。
なので、容量をめちゃくちゃ使うユーザー以外はやはり割高になります。
80%以上のユーザーは大容量は必要ないのに大手キャリアと契約している
MMD研究所の2020年11月の調査では、大手キャリアユーザーの月間の60%は20GB未満で契約しており、20GB以上は僅か20%となっています。(ちなみに自分が契約しているデータ容量プランがわからないというユーザーが20%弱存在しています…)
このデータを見ると、約80%のユーザーに大容量は必要ないにもかかわらず、割高な大手キャリアで契約しているということが分かります。
きっとガラケー時代から契約していて、そのまま契約している方がほとんどですね。
iPhoneなどの高級スマホ端末を一定(2年)の周期で買い替えをしているから
次に、注目すべきは高額なスマホ端末代です。
年 | モデル名 | 日本の販売価格(最低容量) | 購入サポートプログラム |
---|---|---|---|
2014 | iPhone 6 Plus | 79,800円 | |
2015 | iPhone 6s Plus | 98,800円 | ドコモ:機種変更応援プログラム開始 au:アップグレードプログラム開始 ソフトバンク:機種変更先取りプログラム開始 |
2016 | iPhone 7 Plus | 85,800円 | |
2017 | iPhone 8 Plus | 89,800円 | ソフトバンク:半額サポート開始 |
2018 | iPhone XS Max | 124,800円 | |
2019 | iPhone 11 Pro Max | 119,800円 | |
2020 | iPhone 12 Pro Max | 117,800円 | ソフトバンク:トクするサポートプラス開始 |
上の表は、iPhoneの発売年と日本の販売価格の推移を表した表になっています。
2014年からどんどん端末価格が上がっているのが分かります。
それに伴って、大手キャリアは、購入サポートプログラムと呼ばれる割賦販売方式で、端末の支払い期間を引き延ばして高額なスマホを購入させるようになりました。
しかも、2年おきに新しいスマホに買い替えて、古いスマホを下取りに出すと残りの支払い金額が免除になる、という方式なのでユーザーは2年おきに新しいスマホに買い替えるようになりました。
そのため、大手キャリアのユーザーは、常に数千円の端末代金を払い続けているという状態になりました。
これがスマホ代が高い要因となっています。
ちなみに、大手キャリアで購入するiPhoneはアップルストアでの販売価格よりも高額になっているのが通常です。
詳細は、ソフトバンクのトクするサポート(半額サポート)を途中解約してスマホ代を節約する方法で解説しているので読んでみてください。
不要なオプションを契約している
スマホを買い替えた時や、プランを変更した時に、店頭などで契約すると不要なオプションを勧められることがめちゃくちゃ多いです。
また、テザリングなど使えて当然の機能も制限されていて、料金が発生するということもありました。
筆者が驚いたのは、体組成計などを無料で提供して、月額でサポート料金を支払っているようなオプションです。普通に体組成計を購入すればいいので、全くもって不要ですね。
有料の音声通話が高くなっているから
ガラケー時代の感覚で音声通話を利用している人はまだまだ多いと思いますが、音声通話のせいでスマホ代が高額になっている可能性もあります。
定額オプションなどに入らず、または5分の定額をオーバーして電話で話してしまったら、30秒あたり22円もかかってきます。
1時間(60分)話せば、2,640円もかかってしまいます。
スマホ代が高くなる理由まとめ
改めてまとめておくと、スマホ代が高くなる理由はこちらです。
スマホ代・携帯代を安く(節約)する方法
スマホ代が高額になる理由が分かったので、
「ではどうすればスマホ代が安くなる?」という疑問に答えていきます。
その1|自分に必要なデータ容量を把握する
自分自身が月にどれくらいのデータを使用しているのかをまずは把握しましょう。
それぞれ大手キャリアのマイページで月のデータ量が確認できます。
ソフトバンク →データ通信量確認方法(MySoftBank)
月のデータ量を確認して見て、20GB以内に収まる(もっと言えば7GB以内に収まる)人で大容量プランを契約している人は、節約できる伸び代がめちゃくちゃあるので喜んでください。
その2|オプションを見直す(基本的には不要)
主なオプションサービス | サービスの概要 |
---|---|
留守番電話 | 留守番電話の内容をセンターで預かってくれる |
端末補償 | 故障や紛失時に代替機と交換してくれる |
遠隔操作サポート | スマホの使い方を遠隔からわかりやすく教えてくれる |
テザリングオプション | テザリング機能を無制限に利用できる |
セキュリティ | マルウェアやフィッシング詐欺を排除してくれる |
上記が主なオプションになります。
基本的に、必要そうに見えて、本当に使用しているかどうか疑わしい機能やサービスなので、自分で絶対に使っていると断言できるもの以外は不要と考えていいでしょう。
セキュリティが心配、という方も中にはいると思いますが、OSや使用しているアプリのアップデートをしっかり行うことでほとんど解消できます。それでも心配という方は、マカフィーなどの有料のセキュリティソフト(月額100円)を購入すれば大丈夫です。
大手キャリアのセキュリティソフトは基本的に直接購入すれば良いものを間に入って、高く販売されいているようなものなので必要性をしっかり吟味しましょう。
セキュリティソフトやオプションを入れるよりも、前提としてフィッシング詐欺などに注意をして、信頼できるサイト以外はURLをクリックしないなどを心がけましょう。
その3|端末の購入サポートプログラムには入らない
最近の大手キャリアでスマホ代が高くなっている要因の一つです。
端末の購入サポートプログラムは、例えば48回払いの割賦契約をして、24回払いが済んだ後は、新しい機種を購入するときに古い端末を下取りに出すことによって、残りの支払いが免除されるという仕組みです。
確かに、端末代金が最大で半額免除になるので、お得に見えるのですが、
- そもそもiPhoneなどはアップルストアよりも高い金額で購入している
- 2年ごとに買い替えを続けていかないとお得度合いが減少する
というデメリット・落とし穴が存在します。
iPhoneは普通にアップルストアで購入して、自分が次の端末が欲しいと思ったタイミングで、フリアやスマホ中古販売店などで売れば、最終的な支払額はほとんど差がありません。
実際に、ソフトバンクのトクするサポートプラスでiPhone12を購入した場合、果たして得をするのかをシミュレーションしています。
その4|格安SIM・楽天モバイルを検討する
MMD研究所の調査を見てみると、
格安SIMユーザー、MVNOユーザーは、月のスマホ代が4,000円前後というデータがあります。
なぜ安くなるかというと、低容量プランをリーズナブルな価格で提供しているのが、格安SIM会社だからです。
その中でも、大手キャリアのサブブランドであるUQモバイル、Y!mobileや新しいキャリアである楽天モバイルはリーズナブルな価格帯でサービスを提供しています。
スマホ代の節約であれば、格安SIMへの乗り換えは必須と言えます。
その5|音声通話は無料アプリを使用する
長時間の通話をする相手とは、有料の電話ではなく、アプリの音声通話機能を使いましょう。
- LINE
- Skype
- Facebook Messenger
- FaceTime(iPhone、Mac同士)
使い勝手が一番良いのは、LINEです。家族間だけのグループチャットなどもできて、親しい人とのコミュニケーションで最も役に立つアプリです。
スマホ代を節約したいなら楽天モバイルはおさえる
楽天回線エリア内であれば楽天モバイルがおすすめ
節約したい、という方はまずは楽天モバイルを検討するのがおすすめです。
ただし、検討するときに重要なのが、スマホを使うエリアが楽天回線エリアかどうか、です。
楽天回線エリアであれば、楽天モバイルへの乗り換えを検討することをおすすめします。
おすすめの理由は、
- キャンペーンにより3カ月間無料で利用できることと
- 最大で25000円相当の楽天ポイント還元があること
- データ容量が無制限なこと
- 1GB以下に使用を抑えればスマホ代が0円になること
以前実施していた1年間無料の非常にお得なキャンペーンは終了したものの、引き続きとても魅力的です。
また、1GBまで0円という0円運用で音声通話かけ放題が可能になったので、サブ端末としても非常に優秀です。
楽天回線エリアかどうかの確認方法はこちらをご覧ください。
筆者も楽天モバイルを使用しており詳細は、【2021年最新!正直レビュー】楽天モバイルを半年使ってみた感想|メリット・デメリットにて書いています。
楽天モバイルのネットワークが心配なら
ただし、楽天モバイルは、楽天回線エリアでも電波が繋がりにくいという口コミがみられ、ネットワーク品質には課題があります。
個人的には楽天回線エリア内で利用していて大きな支障はありません。しかし、人によってネットワーク品質は重要と考える人も多いと思います。
楽天モバイルのネットワークが心配なら大手キャリアのオンライン専用中容量プランか、サブブランド(UQモバイル、Y!mobile)がおすすめです。
ahamo(アハモ) | povo(ポヴォ) | LINEMO (ラインモ) | |
---|---|---|---|
キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
基本料金(税込) | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB |
定額音声通話 | 1回につき5分無料 | なし | なし |
通話オプション(税込) | かけ放題:1,100円 | 1回につき5分無料:550円 かけ放題:1,650円 | 通話準定額:550円 かけ放題:1,650円 |
公式サイト | ahamo | povo | LINEMO |
詳細記事 | ドコモが発表した新料金プラン「ahamo」ってどう?|月額2970円データ容量20GB | – | ソフトバンクがLINEモバイルを吸収合併!|SoftBank on LINEでahamoに対抗! |
申し込み(2021年1月17日現在) | 事前申し込み可能 | 事前申し込み不可 | 事前申し込み不可 |
サービス提供開始 | 2021年3月26日 | 2021年3月23日 | 2021年3月17日 |
手続き | オンラインからのみ | オンラインからのみ | オンラインからのみ |
SIMフリー端末やMNP手続きや初期設定に慣れているのであれば、基本的にオンラインのみのサポートで問題ないので、上記プランはかなりおすすめです。
※ただし、本記事をご覧になっている方は、どこのプランにすればいいか分からない、という方も多くいらっしゃると思いますので、一概にオンライン専用プランをお勧めできません。
また、キャリアのサブブランドは、キャンペーンや割引プログラム、特典などが充実しているのに対して、出来たばかりのオンライン専用プランはまだまだ特典やキャンペーンが充実していません。
また、大手キャリアのネットワークをそのまま使えると謳っているはずなのに、やたらと速度制限がかかっている!などの評判も聞きます。
なので、実はSIMフリーやMNPに慣れている方でも、サブブランドがおすすめです。
Y!mobileのメリット |
|
UQモバイルのメリット |
|
上の表から分かるとおり、ahamo、povo、LINEMOに比べて、キャッシュバック、特典、割引などが豊富でお得になっています。
※もちろん、徐々にオンライン専用プランにも特典やキャッシュバックが増量してお得になる可能性はあります。
楽天回線エリア外の場合
楽天回線エリア外の場合は、少しややこしいです。
楽天回線エリア外は、パートナー回線といってauに借りた回線を利用することになります。その場合は、データ無制限ではなく、5GB(データ超過後は最大1Mbps)しか使えません。
そして、楽天モバイルで5GB利用すると、月額料金が1,980円となってしまいます。(5GBを超過した後は、最大1Mbpsの速度で使用し続けないといけません)
3GB以内であれば楽天モバイルでも問題ない
月のデータ使用が3GB以内であれば、楽天モバイルでも問題ありません。
月のスマホ代は、1,078円となります。
15GBまでならUQモバイルかY!mobile
3GB以上を利用する場合であれば、楽天モバイルの利用は少し現実的ではありません。5GBを超えてからずっと最大1Mbpsで低速になるからです。
- 2人以上で利用する場合もしくは固定回線があるとき→Y!mobileのシンプルMプラン
- 1人で利用する場合→UQモバイルのくりこしプランM
を検討してみてください。
1GB以下の利用にして電話専用SIMにするのもあり
楽天モバイルをメインSIMとしてではなく、音声通話専用のSIMとして使うこともできます。
IIJmioとの組み合わせなら月額440円で2GBまで利用できます。
詳しくは、下記で詳細をご覧ください。
楽天回線エリアかどうかの確認方法
楽天回線エリアかどうかは、公式サイトで確認が必要です。
>楽天モバイル公式サイト>TOPページ「通信・エリア」に進みます。
サービスエリアの「キーワードを入力」とある検索スペースであなたの住所を入力しましょう。
住所を入力して地図にピンがたったら、mapを拡大していきましょう。
最後に、「2021年春以降」となっているので、「現在」に変更しましょう。
濃いピンクの中にあれば、楽天回線エリアです。ピンが逆に薄いピンクの中にあれば、パートナー回線エリアなので、楽天回線エリア外です。
また、「2021年2月末」「2021年春以降」に切り替えて、パープル(紫)になっている箇所は、楽天回線エリア拡大予定の場所となっていますので、タイミングによって楽天回線を無制限で使えるようになります。
現在パートナー回線エリアにいる方も、必ず確認しておくことをおすすめします。
月に3GBしか使わないんだけど?という方はUQモバイルかY!mobile(家族割)をメインSIMに
家に光回線などのインターネット固定回線があり、それほど外出先でインターネットを利用しない方は、月に3GBも使わない、という場合もありますよね。
そういう方は、すでに格安SIMなどに乗り換えている方が多いと思いますが、実は最近、格安SIMの価格も大きく動いています。
特に、ソフトバンクやauのサブブランドであるY!mobileやUQモバイルが値下げしていて、非常に安価な料金で利用できるようになります。(2021年2月開始予定)
サブブランド | Y!mobile | UQモバイル |
---|---|---|
新プラン名 | シンプルS | くりこしプランS |
新プラン価格 | 3GB2,178円 | 3GB1,628円 |
旧(現行)プラン名 | スマホベーシックプランS | スマホプランS |
旧(現行)プラン価格 | 3GB2,948 円 | 3GB2,178 |
割引(家族割or光セット) | 2,178円→990円 (家族割の場合は2回線目以降) | 割引なし |
提供開始時期 | 2021年2月17日 | 2021年2月1日 |
契約解除料 | なし | なし |
公式サイト | Y!mobile公式サイト | UQモバイル公式サイト |
価格はUQモバイルがやや安い3GBで1,628円です。
Y!mobileも家族割を適用させて割引を受けた価格なら、3GB・月額990円と非常に低価格になります。
UQモバイルは、家族割がなくても1,628円なので、1人で契約するならUQモバイルがおすすめです。
逆にY!mobileは、家族割が使えるよう2回線以上の利用がある場合は、2回線目が990円で利用できるので検討して見ましょう。
- 1人で契約するならUQモバイル
- 2人以上で契約するならY!mobile
Y!mobileの大きなメリットとしては、Yahoo!プレミアム(for Y!mobile)に申し込み不要、月額料金0円で加入できることです。
Y!mobile公式サイトはこちらから↓
UQモバイル公式サイトはこちらから↓
3GBも多い!1GBしか使わないけど!という方は格安SIM(OCNモバイルONE、IIJmioがおすすめ!)
非常に珍しいとは思いますが、月に3GBも多いという場合は、迷わず格安SIMにしましょう。
ちなみに2GB以下のプランは、
- スマホでネットやゲームをほとんどやらない
- ネット利用時は必ず固定回線で利用している
- 通話しかしない
- サブスマホや子供に持たせようとしている
という用途で利用している人にはおすすめです。
格安SIMを選ぶときは少し注意が必要です。
「安いと思ったら、通信速度が遅くて全然使えない。」
「最低利用料金がかかって、思ったより高かった。」
などの不満をよく聞きますので、事前に下調べをする必要があります。
- 上記ポイントから選ぶおすすめの格安SIM
- OCNモバイルONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル、mineo(au回線)などのデータ容量の低いプランがおすすめです。
- OCNモバイルONEは、定期的に、スマホセット購入でスマホ代が超安くなるキャンペーンを実施しています。
\4月1日から新プラン発表を記念した大特価セール/
OCNモバイルONEは端末セット購入するとおトク
個人的には、通信速度も安定していて、スマホセット購入のキャンペーンが魅力のOCN モバイル ONEおすすめします。
>>OCN モバイル ONE公式サイトへ
\4月1日から新料金発表 1GB770円〜/
LINEモバイルは2021年3月31日に終了予定
LINEモバイル
IIJmioが新プラン発表で大幅値下げ
IIJmioは、直近で料金プランを見直したことで、MVNOの中でもかなりお得な格安SIM会社となりました。
IIJmioが2021年4月1日からスタートしたギガプランがお得です。
音声SIMなら、通話もできて2GB780円(税込858円)
eSIMなら物理SIMの発行が不要ですぐ使えて、2GBがたった400円(税込440円)。
楽天モバイルを1GB以下で使用する0円運用をしながら、IIJmioのeSIMでデータを使用するという手法もあり、最もコスパの良い組み合わせとなっています。
新旧プランで比較してみても、相当な値下げとなっております。
まとめ
以下パターンをもう一度整理してみると、こちらになります。
- 節約したい!ネットワーク品質多少がまんできる
- ネットワークの品質大事!楽天モバイル不安
- 節約に最強の組み合わせ