昨今、格安スマホは非常に多くなってきており、低価格で問題なく日常的に使用できるスマートフォンが数多く日本でも販売されるようになってきました。
筆者も数年前にiPhoneから格安スマホと呼ばれるようなスマートフォンを使用することになってから、長らくそうした格安スマホを使い続けてきました。
参考までに、筆者の格安スマホ歴を昔話と共にお伝えします。
歴代のスマホ達
iPhone4からNexus5 2014年5月〜

当時MVNOやsimフリースマホが一般的でないときに、初めて購入したsimフリースマホでした。googleが販売していたスマホだけあって、触り心地は非常によくとても満足していました。ですが、購入してから1週間で服の胸ポケットから落としてしまい、一瞬で画面が割れてしまい、超絶落ち込んだのを覚えています。当時のsimはbiglobeのsimを利用していました。
海外にいくことが多かったため、simフリーは非常に使い勝手が良かったです。ちなみにZenfoneに変えた理由は、寝起きでNexus5を机から落としてしまい、画面の表示がされなくなったためです。サイズ感や、触り心地は今でもNo.1かもしれません。
色:ブラック 容量:16GB
当時GoogleのスマホをLGが作ってるか〜と驚いたのも懐かしいですね。
Nexus5からZenfone2 2015年5月〜

使用していたNexus5の画面が表示されなくなってしまったため、急遽購入したASUSの格安スマホです。当時はHuaweiよりも台湾メーカーのASUSのスマホが店頭で多かったのを覚えています。ちなみにシンガポールではASUS、フィリピンではOPPOのスマホがローカルの携帯ショップでよく売られていました。
色:ブラック 容量:8GB
購入時にSDカードを購入して容量を増やそうとしたものの、OSやアプリはハード側でも容量を必要としているため、常に容量不足となっていました。容量足りなすぎて、facebookアプリを消していたりしたものです。
それ以外は、使用感は全く問題ありませんでした。形が特徴的(背面がカーブを描いている)なため、しばらくは触り心地が慣れませんでしたが、だんだん気にならなくなりました。
Zenfone2からHUAWEI nova lite 2017年6月〜

海外から日本に帰ってきたタイミングで、地面に落としすぎたせいか、Zenfoneが不調になったため、仕方がなく買い換えました。MVNOはLINEモバイルか楽天モバイルで悩みましたが、最終的にSNSのフリー特典があったので、LINEモバイルを選択し、その中である程度のスペックがあって2万円程度で購入できたのがHUAWEI nova liteです。

ポイントは指紋認証が背面についており便利で、画面も大きいところではないでしょうか。外観もiPhoneと似ているためダサい感じは全くありません。
ただ、いつの頃からか突然、OSの動き全体が遅くなってしまい、使い勝手が非常に悪くなりました。時を同じくして、HUAWEI自体が米国で輸出規制となったりしていたので、次期スマホもファーウェイにしようと考えていたのですが、一旦別メーカーにすることを泣く泣く決心しました。
色:ホワイト 容量:16GB
Amzonで探してみましたが、もうHUAWEI nova lite自体は見当たらなかったので、後継機HUAWEI nova lite 3を貼っておきます。
HUAWEI nova liteからHuawei P10 lite 2018年10月〜
HUAWEI nova liteを紛失してしまったので、慌てて中古で購入した機種です。NEXUS5と同じく、購入直後に胸ポケットから落としてしまい、画面の下にヒビが入ってしまいました。
色:ブラック 容量:32GB
HUAWEI P10 liteからUMIDIGI F1 2019年8月〜
コスパ最強!UMIDIGI F1は2万円で購入可能~

購入背景
筆者がUMIDIGI F1を購入した背景をお伝えします。
UMIDIGI F1を購入する前は、HUAWEI P10 liteとHUAWEI Nova liteを2台で使用していました。
そんな中で、HUAWEI(ファーウェイ)端末は、アメリカを中心にする輸出規制が広がってきました。このままHUAWEI端末を使い続けると、OSなどでandroidを使っているため、不便が生じる可能性があるのではないかと心配になり、別メーカーへの買い替えを模索し始めました。
その時、会社の同僚のエンジニアから、安くてスペックが高い中華系スマホなら、シャオミかUMIDIGIと聞いたので、Amazonで調べてみたのです。
そして、UMIDIG F1のスペックやネット上でのベンチマークスコアの数値を確認してみて、すぐに購入の意思決定をしました。
購入はAmazon公式サイトで購入しました。
2020年12月14日現在では、UMIDIGI F1は購入することができませんが、
- UMIDIGI A7
- UMIDIGI X
- UMIDIGI F2
などの機種が購入可能です。
パッケージ
Amazonで購入してすぐに届きました。

黒の落ち着いた箱に入って届きました。作りも割としっかりしています。

同梱物は、こちら↓です。
- 本体(フィルム装着済み)
- 本体ケース(装着済み)
- USBケーブル(Type C)
- 充電器(18W急速充電対応)
- 説明書
- サンクスカード
本体はシリコンのしっかりしたケースに入っており、フィルムもすでに装着済みで購入の手間が省けて、非常に助かりました。
ケースもフィルムは1年以上たった今でも使用できています。
充電用のUSBケーブルは、TypeCでケーブルの色は赤と黒で他のUSBケーブルと区別しやすく見つけやすいです。
スペック・仕様
まずは、UMIDIGI F1のスペックから解説します。
項目 | スペック |
---|---|
価格 | 199USD(約20,000円) |
OS | Android 9 |
SoC | MediaTek Helio P60 |
メモリ(RAM) | 4GB |
保存容量(ROM) | 128GB |
MicroSD | 最大256GB |
Antutuスコア | 134000 |
ディスプレイ | 6.3型/19.5:9/ノッチ付き 6.3インチ, LTPS IPSディスプレイ |
解像度 | 2340×1080/FHD+ |
アウトカメラ | 1600万画素+800万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
バッテリー容量 | 5150mAh USB Type-C 18W充電対応 |
カラー | レッド系 ゴールド系 ブラック系 |
サイズ | 高さ:156.9mm 横幅:74.3mm 厚さ:8.8mm |
重量 | 186g |
防水・防塵 | なし |
イヤホンジャック | あり |
接続端子(充電) | USB Type-C |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
Bluetooth | v4.1 |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n |
Felica | なし |
NFC | あり |
ネットワーク | 2G: GSM 2/3/5/8 2G: CDMA1X BC0,BC1 3G: EVDO BC0,BC1 3G: WCDMA 1/2/4/5/6/8/19 3G: TD-SCDMA 34/39 4G: TDD-LTE 34/38/39/40/41 4G: FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/13 17/18/19/20/25/26 28A/28B |
ドコモ回線 | フル対応 |
ソフトバンク回線 | フル対応 |
ワイモバイル回線 | フル対応 |
au回線 | フル対応 |
SIM | NanoSIM , デュアルSIM, デュアルスタンバイ |
技適 | 技適認証済み |
3大キャリアはドコモ、ソフトバンク、au回線全てに対応しています。

筆者は、LINEモバイル(ドコモ回線)でUMIDIGI F1を使用しています。
バッテリーも5150mAhと大きいです。

Antutuスコアは3D性能、UX速度、CPU性能、RAM性能を総合した、スマートフォンの総合的な性能を示す評価点です。
Antutuスコア(バージョン 7): 134000となっています。
UMIDIGI F1は、アプリの起動速度などはややもたつく印象ですが、普通に使う分には困らないでしょう。重い3Dゲームやオンラインゲームは動作が遅くなるかもしれません。

普段モバイルゲームをあまりやらなかったので分かりませんが、普段使いには全く問題ありませんでした。
レビュー|特徴とおすすめポイント
とりあえず、購入してみて良かったと思う特徴として挙げられるのは以下の3つです。
- バッテリー容量が5150mAhと大きく、電池が長持ち
- メモリ4GB、android9で割とサクサク
- 保存容量128GBと大容量
特に保存容量は128GBと非常に大きいため、ほぼほぼ無制限にアプリをダウンロードできます。筆者はよくkindleで本や漫画をダウンロードしているのですが、残り容量を気にせずいくらでもダウンロードができて、ストレスがかなり減りました。
また、指紋認証だけでなく、顔認証まで出来る高性能スマホです。
日本では技適マークが必須なので、ありがたいです。
他の格安スマホで128GBで2万円以内で購入できるスマホがなかったため、迷わず購入してしまいました。2019年のベストバイ(買ってよかったもの)トップ3には間違いなく入ります。
Amazonで見たところ、すでに在庫切れとなっていました。。
後継機として、F2が販売されていますね。
カメラがiPhone11と同様3つに増えているのと、側面に指紋認証がついており、スペックもOSはAndroid 10、RAM4GBから6GBに上がっています。ですが、値段がほぼ変わっておらず、Amzonだと2万円台で購入できます。
今買うなら間違いなくF2でしょう。ただ、F2もスペックが多少高いため、やや値段が高いと思う方もいるかも知れません。
その場合は、UMIDIGI Xがおすすめです。カメラ性能は上がっており、多少バッテリーが少ないですが、全く問題はないスペックです。値段もかなりお手頃なのが嬉しいですね。
背面の指紋認証は使いやすい
UMIDIGIの場合は、指紋認証と顔認証がありますが、筆者は、指紋認証を利用していました。
顔認証も問題なく、使えていましたが、例えば時間を確認するときにふとディスプレイを見ただけでロックが外れてしまうので、顔認証は外しておきました。
指紋認証については、風呂上がりや水分を含んでいるとロックが解除されないことが多かったです。
場所は背面にあるのが使いやすかったです。
画面が大きい

画面は、6.3型で手のひら大のサイズ感でした。
今まで持っていたスマホよりも一回りディスプレイが大きかったです。
おかげで、小指の第一関節あたりに、スマホダコができてしまいました。

皆さんも、スマホの見過ぎは注意しましょう。
あえて不満を言うなら
値段の割にほとんど不満がないUMIDIG F1ですが、それでもあえて不満を挙げるなら以下の3つではないでしょうか。
- Felicaに対応してない
- wifiやbleutoothnoキャッチが弱い
- カメラアプリのピントが合うのに時間がかかる
おサイフケータイやiDを使用するためのFelicaですが、一部のandroid機種(Pixelなど)をのぞいて対応していないので、仕方がないですが、やはりおサイフケータイは欲しいですね。
交通系のICカード決済は日本においては、やはり非常に便利です。
また、カメラアプリについては、デフォルトのカメラアプリで撮影すると、F1で撮影しましたよみたいな文字(クレジット)が入り邪魔です。
これはカメラアプリの設定で消すことが出来るので、最初のセットアップで消すことをおすすめします。
しかし、上で挙げたように、他のスマホと比べると近いものの焦点が合いにくいのかなと感じています。
以前、大量の名刺をスキャンして行った時に、若干ストレスを感じていまいました。
楽天モバイルでUMIDGI F1は繋がるのか
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)は、楽天が2020年に開始したMNO(キャリア)サービスです。ドコモ、au、ソフトバンクと同様に自社で自前の基地局を設置して、ネットワーク提供を行なっています。
UMIDIGI F1やそのほかのUMIDGIシリーズは、楽天モバイルの対応端末ではありませんが、TwitterやYoutube、ネットの情報などで楽天モバイルで無事に開通したという報告がいくつも上がっています。
筆者も同様に試してみましたが、うまく繋がりませんでした。
再度試してみて、開通が確認できればご報告したいと思います。
参考にしたyoutubeはこちらです。
まとめ
総合的には、圧倒的な買い!です。
10点満点中でいうと、8点は硬いです。
やはり一言でいうなら「コスパ最強のミドルスペックスマホ」ですね。
日本のMVNOでも販売がされていないので、まだメジャーではありませんが、非常におすすめできるシリーズだと思います。
筆者も2020年は、UMIDIGI F1ユーザーでいようかと思っています。
以上、UMIDIGI F1のレビュー記事でした。