楽天モバイルの4G LTE対応スマートフォン「Rakuten Hand」が再び在庫切れになりました。
直近の入荷(販売再開)は2021年3月12日で、16日夕方頃に注文受付が停止しております。なお、再入荷タイミングは不明で、5月20日現在も「入荷待ち状態」が続いています。
※しかし、ネット上(特にTwitter上)では、4/6時点でも真偽は不明ですが、複数のRakuten Hand復活・購入情報が出ております。
※直近4、5月中でも非常に稀ですが、Rakuten Handが不定期に復活しているのを公式サイトの購入ページで確認ができました。
Rakuten Handが申し込み殺到のため、入荷待ち状態が続いています。
入荷待ち状態が続くなか、楽天モバイルでRakuten Handをセット購入したい方は、
- Rakuten Handの入荷はいつになるのか。
- Rakuten Handの販売再開はいつになるのか。
という点が、非常に気になっているのではないでしょうか。
プラン料金3カ月無料キャンペーンがあるうちに、Rakuten Handを購入できるか知りたいですよね。(プラン料金3ヵ月無料キャンペーンは終了しました)
本記事では、
について、解説していきます。
また、Rakuten Hand含む27種類の端末の在庫情報についても毎日朝9時から11時の間で更新していますので、よければ参考にして下さい。
Rakuten Handの在庫状況
Rakuten Handの在庫状況
- 2020年12月8日販売開始
- 2021年1月7日から「Rakuten Hand19,999ポイントプレゼントキャンペーン」開始
- 2021年1月29日に新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」発表
- 2021年2月上旬「入荷待ち状態」→再入荷は2月中旬以降とアナウンス
- 2021年2月中旬販売再開予定から「3月中旬以降」に延期
- 2021年3月12日に販売再開
- 2021年3月16日に再び在庫切れで「入荷待ち状態」
- 2021年4月6日 入荷待ちだが、4/7 23:59までの入荷はなしとアナウンス
- 2021年10月6日まで:不定期に在庫が復活するも、一瞬で売り切れる状態が続く
- 現在:ホワイト・ブラックが販売再開、クリムゾンレッドは10月中旬を予定
- キャンペーンのポイント還元は19,999+5,000から最大20,000ポイントに
- Rakuten Handが12,980円に値下げ、キャンペーンのポイント還元は最大12,980ポイント
- 販売終了
Rakuten Handの製造元は中国のODM企業
Rakuten Handは楽天モバイルのオリジナルスマホですが、Shenzhen Tinno Mobile Technology(深圳市天瓏移動技術)という中国のODM企業*です。
ODM*「Original Design Manufacturing」の略語であるODMは、製品の製品開発から設計、製造までを行い、委託者が製品を販売するという生産方式です。
なお、輸入元は、傘下のフランス発スマホメーカーのWIKO JAPANとなっています。販売元が楽天モバイルという仕組みです。
Rakuten Handは、2020年12月8日より販売を開始していましたが、2021年2月に入り入荷待ちで2月中旬入荷予定の状態でした。
それが、今回1ヶ月以上も入荷が延期となると、かなり多くの申し込みが入ったのではないかと想定されます。
おそらく、当初想定していた以上の注文に、ODM企業の製造が間に合っていないため、製品の入荷ができていないのではないかと推測していますが、真偽は不明です。
Rakuten Handが初の今売れているスマホTOP10入り
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 iPhone 12 mini(アップル)
5位 AQUOS sense4(シャープ)
6位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
7位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
8位 Reno3 A(OPPO)
9位 AQUOS sense3 basic(シャープ)
10位 AQUOS sense3 lite SH-RM12(シャープ)
こちらは、BCNランキング(2021/2/7公表の2021年1月25日から31日の日次集計データです。)
Rakuten Handは先週13位から大幅アップの7位に浮上しました。おそらく2月1日以降はさらに売れているでしょう。
iPhoneやAQUOSが様々なキャリアで販売されているのに対して、楽天モバイルのみでここまで売れているのはすごいですね。
続報|今売れてるスマートフォンTOP10 2021/2/28
Rakuten Handが入荷待ちになる前のデータを見ると、さらに順位が上昇していました。
1位 iPhone SE(アップル)
2位 iPhone 12(アップル)
3位 iPhone 12 Pro(アップル)
4位 Rakuten Hand(Tinno Mobile Technology)
5位 iPhone 12 mini(アップル)
6位 Reno3 A(OPPO)
7位 AQUOS sense4(シャープ)
8位 BASIO4(京セラ)
9位 AQUOS sense4 lite SH-RM15(シャープ)
10位 iPhone 12 Pro Max(アップル)
Rakuten Handは、iPhone 12 Proに続いて4位まで上昇していました。(ちなみにその後は、在庫切れのせいか圏外になってしまいました。)
Rakuten Handが人気の理由
Rakuten Handが人気の理由は2つ。
- キャンペーンによって実質0円で購入できる機種のなかで、スペックが高くサイズ感がちょうど良かったこと
- 楽天モバイルの料金変更で新しい利用ケースが増えたこと
Rakuten Handはスペック的にも価格的にもちょうど良かった
楽天モバイルは、これまで多くの端末セット購入のキャンペーンを様々な端末で行ってきました。
過去には、同様に楽天オリジナルスマホであるRakuten Miniのキャンペーンにより一時入荷待ちとなったこともあります。
2021年2月7日時点で、楽天モバイルから実質0円で購入できる端末はこちら。
- arrows RX 製品価格20,000円(税込)ポイント還元
20,00010,000ポイント - Galaxy A7 製品価格18,700円(税込) ポイント還元
20,00010,000ポイント - Rakuten Mini 製品価格1円(税込) ポイント還元5,000ポイント(7,000ポイントに増量中〜6/11 8:59まで)
その中で、arrows RXはOSはAndroid 10に対応していなかったり、内臓メモリが3GB/32GB、CPUもSnapdragon 450とかなりスペックが古い(低い)端末なので、わざわざ購入するものでもありません。
Galaxy A7も2019年発売スマホだけあって、Android™ 9 Pieで、おサイフケータイなどにも対応していません。
Rakuten Miniはバッテリーとスペック部分でRakuten Handには及びません。
そうなると、消去法的に考えても、最も良さそうなスマホがRakuten Handになっていました。
同じくらいのスペックの機種を買おうとすると、1万円以上は純粋な手出しになってしまうラインナップでした。
ということで、端末セット購入をしようとするユーザーにとって、非常に手頃でちょうど良いスペックのスマホだったことが人気の要因でしょう。
Rakuten Handのスペックはこちら↓
- カラー:ブラック/ホワイト/クリムゾンレッド
- サイズ:138×63×9.5(mm)
- 重さ:約129g
- ディスプレイ:約5.1インチ(有機EL)
- 解像度:HD+(720×1,520)
- CPU:Snapdragon 720G(オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz)
- OS:Android 10
- RAM:4GB
- ストレージ:64GB
- メインカメラ:4,800万画素(広角) + 約200万画素(深度測位)
- フロントカメラ:約1,600万画素
- バッテリー容量:約2,750mAh
- ワイヤレス充電:非対応
- おサイフケータイ:対応
- 防滴:IPX2
- 防塵:IP5X
- VoLTE:楽天モバイル回線のみ対応
- Wi-Fi:IEEE802.11 a/b/g/n/ac
- テザリング:10台
- 認証:ディスプレイ内指紋認証 + 顔認証
楽天モバイルの料金変更で新しい利用ケースが増えたこと
さらに、大きな理由として、楽天モバイルの発表したRakuten UN-LIMIT Ⅵの料金体系が人気となった要因と考えられます。
上の図を見ると分かりますが、これまでは楽天回線エリア外で契約した場合は、パートナー回線で5GBしか使えないのに、2,980円(税込3,278円)を支払うことになっていました。
これがサブ回線や格安SIM(MVNO)の代わりとして持つのは大きなハードルになっていたのは確かです。
しかし、新たに発表されたRakuten UN-LIMIT Ⅵは、使ったデータ容量に応じた段階制の料金体系となりました。
それによって、パートナー回線で1GBしか使っていない場合は、なんと0円。1GB〜3GBの使用で980円(税込1,078円)となりました。(※UQモバイルのくりこしプランは1,480円(税込1,628円)、Y!mobileのシンプルプランは1,980円(税込2,178円))
特に、低容量ユーザー・中容量ユーザーの使い勝手が大幅に改善されたのです。
その結果、下記の利用ケースで楽天モバイルを利用するのがお得になりました。
- 1GB以下でほとんど使わない、電話専用サブ回線としての利用ケース→サブ回線
- 3GB以下で格安SIM(MVNO)の代用としての利用ケース(しかも音声通話無料)→低容量ユーザー向け
- 20GB以下で中容量を利用するケース
ただし、パートナー回線の場合3GB〜5GBを利用した場合、料金が1,980円(税込2,178円)となり割高になるというデメリットはまだ残っています。
そして、過去に行なっていた先着300万人1年間基本料無料キャンペーンがあることで、メイン回線ではなく、お試し用のサブ回線として新規申し込みを促進していたと考えられます。
もちろん、現在もプラン料金3カ月無料キャンペーンでまだまだお得度はあるので、まだまだ楽天モバイルを検討している方は多いのではないでしょうか。(プラン料金3カ月無料キャンペーンは終了しました。)
お試しサブ回線で手頃なスペックのRakuten Handに人気が集中
サブ回線で申し込みをするなら新しい機種が必要です。
なので、端末とのセット購入をするユーザーが増えます。
しかも、実質0円でそこそこのスペックのスマホを手に入られるとなれば、お得度も増しますね。
こうして、Rakuten Handに人気が集中していったのでしょう。
楽天モバイルのマーケティングが奏功
楽天モバイルの新プランの発表タイミングとRakuten Handのキャンペーンを上手に重ねましたね。
しかも、あまり知られていないことですが、楽天モバイルのアフィリエイトパートナーにも、単価UPなどのキャンペーンが実施されています。
こういった地道な施策も今回のRakuten Handの売り切れに繋がっていると感じます。
Rakuten Handの在庫復活を逃さない方法
Rakuten Handの在庫復活→売り切れの時間がかなり短いので、毎日決まった時間に確認していても、購入が難しいです。
リアルタイムで在庫復活を知る必要があり、いくつか方法があるかと思いますが筆者の場合は、Social DogというTwitter専用のツールを利用したり、RSSリーダーでキーワード登録をしています。
とはいえ、どれも完全なリアルタイムとは言えないので、Twitterをできるだけ覗くようにしています。
良いやり方を模索中です。
なお、毎日朝9時〜11時に楽天モバイルの在庫をチェックしていますので、よかったらご活用ください。
Rakuten Hand以外でおすすめの機種は(代替案)
Rakuten Handは在庫ありが続いていますが、Rakuten Hand以外でおすすめの機種は何か、という視点でいくつかご紹介します。
実質0円は譲りたくない場合
実質0円で購入したい(何がなんでも安いスマホが欲しい場合)
→Rakuten Miniが販売終了となっているため、Rakuten Hand以外は実質0円端末はありません。
現時点では、Rakuten Hand以外は実質0円端末はありません。
スマホ以外ですとRakuten WiFI Pocket2Bは、比較的在庫が安定しているので、購入しやすいです。
ある程度のスペックが欲しい場合
ある程度のスペックが欲しい、なんなら他のAndroid端末からメイン端末にしたい、という方は下記がおすすめです。
個人的には、バッテリーが長持ちで、おサイフケータイ対応、DSDV(SIMが二つ挿入できる)対応のAQUOS sene4 liteの使い勝手がよくおすすめです。
楽天カードなら手数料なしで48回払いが可能
楽天モバイルオンラインでは、購入時に分割払いにすることが可能です。そして、楽天カードの支払いであれば、分割手数料なしで48回払いでの購入が可能です。
なお、楽天カードはポイントサイト経由での発行でよりお得になります。
- 期間:4/19 10:00まで
- 楽天カード特典:8,000円相当(楽天ポイント)
- ハピタス経由(終了時期未定):10,000円相当(交換可能なハピタスポイント)
>ハピタスの楽天カード特典を見る
まとめ
下記の記事では、Rakuten Hand含め27種類の端末について、在庫情報を更新しています。
なお、オンラインの中古スマホ店では、Rakuten Handが出回ってきています。ですので未使用の中古品を購入するという選択肢をあります。
※ただ、その場合はRakuten Handのキャンペーンは利用できません