こんにちは、楽マニおじさん(@raku_mani) です。
楽天モバイルでは、Rakuten UN-LIMIT Ⅵが発表されて、MVNOと比較しても、MNO(キャリア)のオンライン専用プランと比較しても、料金的に頭一つ抜ける状態となりました。
特にRakuten UN-LIMIT Ⅵは、1GB以下のデータ利用に抑えることで、月々の基本料金が0円となる破格となりました。
この発表で、楽天モバイルの新規申し込みのペースが加速するのは間違いありません。実際にすでに申し込みペースが増えているようです。
さて今回は、サブ回線として楽天モバイルへの申し込みをする場合、Rakuten Handとのスマホセット購入するのがお得だよ!という内容になります。
- 楽天モバイルがサブ回線として優秀な理由
- そもそもRakuten Handってどんなスマホ?
- なんでRakuten Handがおすすめなの?
- 0円で購入できるって聞いたけど本当?
- 在庫切れって聞いたけどいつ入る?
という疑問に答えながら、解説できれば思います。
それではいってみましょう。
楽天モバイルがサブ回線として優秀な理由
楽天モバイルのメリット・デメリット
まず、楽天モバイルがどうしてサブ回線として優秀なのか説明します。
先に結論をいうと、楽天モバイルは、キャンペーンを利用すれば1年間は無料になりコストをかけずに維持できるので、課題である通信エリア問題も1年間で整備される可能性が高く、無料期間中はメイン端末の補助的な役割で使うことで、多くのメリットを受けられるからです。
さらに詳しく解説していきます。
楽天モバイルが提供する通信(MNO)サービスの特徴としては以下のものがあります。
この中で、最も大きなメリットとしては以下の3つです。
契約開始してから、3ヶ月間は無料で使えることになります。(オプションやRakuten Link以外の通話・SMSは有料)
しかも、楽天回線エリアであれば、データは使い放題なので、月にいくら使っているのかということを気にする必要がありません。(厳密には1日10GBを越えると最大3Mbpsの速度制限がかかる仕様になっていますが、通常の使用で1日10GBを越えることは稀です。)
逆に、大きなデメリットとしては2つ。
QRコード決済などはインターネット接続が必須のため、いざという時にネットに繋がっていなければとても不便な思いをすることがあります。しかも楽天モバイルはどうしても地下や高層に弱いなどの口コミも多いです。
以上のメリット・デメリットから、現時点で楽天モバイルをメイン端末として使うことは、どのような方にも100%おすすめできるものではありません。
ただし、サブ機として利用するのであれば、基本料が無料の期間があるうえに、データ制限がかかっていないので、容量を気にせず使えるというようなメリット大きいです。
(ちなみに筆者自身は、楽天回線エリア内に住みつつ、メイン端末として使用していますし、これまで不便を感じたことはほぼないです。)
もちろん、楽天モバイルのみをメイン回線利用することも可能ですよ。上記のデメリットは受け入れられるなら、スマホの基本料を0円にすることが可能です。
他回線とのおすすめの組み合わせ
楽天回線エリア内の場合|UQモバイル・Y!mobileと楽天モバイル
楽天回線エリア内であれば、ネットワークが安定しているUQモバイルやY!mobileを低容量プラン(3GB)をメインとして据えつつ、サブ回線として楽天モバイルを利用するのをオススメします。
そして、サブ回線は、端末セットで実質無料に近い金額で購入することができる端末を購入するのが良いでしょう。
モバイルルーター代わりにテザリングすることで、メインのスマホをデータ無制限で使えるだけでなく、家の中のPCやスマートスピーカーなどの家電をネットに接続させることができます。
もし、楽天モバイルをメイン回線として利用したいと考えるのであれば、
- 1年間の無料期間終了のタイミングでサブ回線の楽天モバイルを解約
- メイン回線からMNPで楽天モバイルに乗り換え
をすれば大丈夫です。
パートナー回線エリアの場合|UQモバイル・Y!mobile・ahamo・povo・LINEMOと楽天モバイル
楽天回線エリア外であれば、現時点では楽天モバイルの価値はあまり高くありません。
パートナー回線エリアでは5GBの容量制限があるからです。
しかし、楽天モバイルは、2021年夏までには人口カバー率96%まで持っていくと公表していますので、近いうちに楽天回線エリアになる可能性は十分にあります。
また、Rakuten UN-LIMITはRakuten Linkアプリでの通話やSMSは無料ですので、電話専用の端末として使うこともできます。また、出張などで楽天回線エリア内に移動したときは容量無制限で使えるので、重宝するでしょう。
筆者のエリアも購入当時は楽天回線エリア外でしたが、数ヶ月経過して、楽天回線エリアになりました。
メインの回線は今利用している回線でももちろん問題ありませんが、最近は中容量で低価格の料金プランがいくつも出てきているので、そういったプランを利用するのもオススメです。
プラン名 | ahamo(アハモ) | povo(ポヴォ) | LINEMO(ラインモ) | くりこしプラン(UQモバイル) | シンプルプラン(Y! mobile) |
サービス開始 | 2021年3月26日 | 2021年3月12日 | 2021年3月17日 | 2021年2月1日 | 2021年2月18日 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB | 15GB | 15GB |
音声定額 | あり(1回5分無料) | オプション | オプション | オプション | オプション |
料金 | 2,700円 (税込2,980円) | 2,480円 (税込2,728円) | 2,480円 (税込2,728円) | 2,480円(税込2,728円) | 2,980円(税込3,278円) (割引適用で1,900円(税込2,090円)) |
公式サイト | ahamo | povo | LINEMO | UQモバイル | Y!mobile |
Rakuten Handについて
Rakuten Hand ってどんなスマホ?
Rakuten Handとは、楽天モバイルオリジナルの格安スマホです。楽天モバイルはRakuten BIG、Rakuten Hand、Rakuten Miniと3種類のスマホを販売していて、Rakuten Handは中間(ミドルスペック)の機種となります。
ちなみに、Rakuten BIGについてはこちら
Rakuten Handは楽天モバイルおすすめの端末
Rakuten Handはサブ回線の楽天モバイルの端末として非常におすすめです。
おすすめの理由として、3つ挙げられます。
おすすめ理由その1|普段使いには十分なスペック
まずは、スペック詳細をサクッとご覧ください。
色ブラック / ホワイト / クリムゾンレッド |
サイズ(高さ/幅/厚さ) 約138 x 約63 x 約9.5 (mm) |
重量 約129g |
ディスプレイサイズ / 種類 約5.1インチ / 有機EL |
解像度 HD+ / 720 × 1,520 |
連続待受時間(LTE) 約420時間 |
連続通話(通信)時間(LTE) 約18.3時間 |
CPU Qualcomm® Snapdragon™ 720G / オクタコア 2.3GHz + 1.8GHz |
OS Android™ 10 |
内蔵メモリ(RAM / ROM)4GB (RAM) / 64GB (ROM) |
メインカメラ(外側)約4,800万画素 (広角) + 約200万画素 (深度測位) |
フロントカメラ(内側)約1,600万画素 |
バッテリー容量 2,750mAh |
ワイヤレス充電 非対応 |
おサイフケータイ / NFC 対応/対応 |
防滴 / 防塵 対応 (IPX2 / IP5X) |
生体認証(指紋 / 顔)対応/対応 |
VoLTE(Rakuten, docomo, au, SoftBank)対応 / 非対応 / 非対応 / 非対応 |
Wi-Fi規格IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
テザリング(Wi-Fi)10台 |
付属品ACアダプタ / USB Type-Cケーブル / クイックスタートガイド(保証書) / 安全上のご注意 |
いくつか、推しポイントがあるので説明します。
ディスプレイ指紋認証
認証では、ディスプレイ指紋認証と顔認証機能がついています。
最近の格安スマホでも顔認証が付くようになってきましたね。
でも、マスクやメガネをしながらだと顔認証が外れにくかったり、顔認証技術はまだまだ改善の余地がある状態です。
ですので、人によっては指紋認証の方が使い勝手が良いと思う人もいるのではないでしょうか。
とはいえ、指紋認証の場合、スマホの側面や背面に認証場所があるので、持ち方を制限されたりして、不便を感じることも多いです。
Rakuten Handはディスプレイ指紋認証という技術で不便を解消しています。画面のディスプレイに指紋を当てることで、ロックを解除することができます。
カメラ機能
カメラはメインで2つ、フロントに1つレンズが付いています。
深度測位カメラによってポートレート機能が使えますし、HDRやAIシーン認識までできるので、そこまでカメラの性能にこだわるのでなければ、特段不満を覚えることもないでしょう。
CPUはSnapdragon™ 720G
いわゆるスナドラ720Gと呼ばれるCPUです。
比較的高いスペックを持っていて、同じCPUのスマホ端末の価格を比較してみましょう。
Redmi Note 9s | AQUOS sense4 | OPPO Reno A | |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 720G | Snapdragon 710 |
価格com相場 | 23,952円(税込)〜(64GB SIMフリー) | 35,540円(税込)〜(64GB SIMフリー) | 22,498円(税込)〜(64GBモデル) |
Felica搭載 | × | ○ | ○ |
少なくとも税込2万円〜3万円はする機種と同等のCPUを搭載しています。
ちなみにXiaomiのRedmi Note 9sは格安SIMの中でも2020年非常に人気のあった機種でしたが、Felica搭載ではなく、おサイフケータイ非対応というところが、普段使いスマホとして欠点がありました。
Rakuten HandはCPUで同様のスペックを持ちつつ、Felica搭載なので使い勝手は非常に良いです。
サイズ感も重量も持ちやすい
サイズ感や重さもちょうど良くて、重さは129gです。
iPhone 12 miniやiPhone SEくらいの持ちやすさを想像してもらうと良いでしょう。
製品名 | ディスプレイ | 縦幅 | 横幅 | 厚さ | 重量 |
Rakuten Hand | 5.1インチ (720 × 1,520) | 138mm | 63mm | 9.5mm | 129g |
iPhone 12 mini | 5.4インチ (2340×1080) | 131.5mm | 64.2mm | 7.4mm | 133g |
iPhone 12 | 6.1インチ (2532×1170) | 146.7mm | 71.5mm | 7.4mm | 162g |
iPhone 12 Pro | 6.1インチ (2532×1170 | 146.7mm | 71.5mm | 7.4mm | 187g |
iPhone 12 Pro Max | 6.7インチ (2778×1284) | 160.8mm | 78.1mm | 7.4mm | 226g |
iPhone SE(第2世代) | 4.7インチ (1334×750) | 138.4mm | 67.3mm | 7.3mm | 148g |
iPhone 11 Pro Max | 6.5インチ (2688×1242) | 158.0mm | 77.8mm | 8.1mm | 226g |
iPhone 11 Pro | 5.8インチ (2436×1125) | 144.0mm | 71.4mm | 8.1mm | 188g |
iPhone 11 | 6.1インチ (1792×828) | 150.9mm | 75.7mm | 8.3mm | 194g |
通信速度が改善
なお、これ以外にも端末のアンテナが4本あって、Rakuten Miniに比べて通信速度が向上しているようです。ダウンロード速度が約1.5倍という実績も出ているようなので、テザリングをするときにも役に立ちそうです。
おすすめ理由その2|Felica搭載でおサイフケータイ対応
Rakuten HandはFelica搭載なので、おサイフケータイに対応しています。
モバイルsuica、iD、クイックペイ、楽天Edyなどのタッチ系決済をすることができます。
おサイフケータイの素晴らしいところは、「スマホでアプリを開く必要がない」というところです。
例えば、改札を通るときも、事前にチャージをしておけば、スマホのFelica部分を近づけるだけで自動で反応してくれます。QRコードだと、アプリを開いて、コードを表示という動作が必要になるので、正直とても手間だと感じていました。
もちろん、PayPayやLINE PayなどのQRコード決済も利用することができます。
持ちやすいサイズなのでスマホ決済用端末として使える
Felica搭載であることと、持ち運びしやすいサイズ感、重量ということで、お財布の代わりに持ち歩くことも十分可能です。
ちょっとしたコンビニへの外出などは財布を持たずに、Rakuten Handだけ持っていけば身軽ですね。大きめのスマホだとポケットに入れにくかったり、カバンの中でかさばるので、コンパクトだと重宝します。
もちろんテザリングもOKなので、モバイルルーター代わりでも使える
Rakuten Miniと同様、Rakuten Handもテザリングが可能です。
最大10台までのデバイスに接続可能です。
また、Rakuten Miniよりも端末内のアンテナが多いので、楽天モバイル社内での通信速度検証でも1.5倍の結果が出ています。
おすすめ理由その3|キャンペーンで実質0円で購入できる
Rakuten Handがおすすめの理由は、キャンペーンで「実質0円」で購入できることです。
実際は、税込価格20,000円で販売されていますが(実は普通に買ってもかなり安い)、Rakuten UN-LIMIT Ⅵの新規申し込みと端末購入セットキャンペーンでさらに安くなっています。
実質0円とは、端末台は購入時に支払いをするものの、期間限定の楽天ポイントが24,999円分還元されるので、差し引き+4,999円相当のポイント分お得、という仕組みです。
普通に考えると、購入してそれ以上にポイント還元が返ってくるって、相当すごいですね。
もちろん、楽天ポイントは現金ではないので、使用用途はある程度制限されますが、今や楽天経済圏であらゆるサービスやリアル店舗で使用することができます。
楽天ポイントはいろんなところで使えるのは知ってましたけど、いざ見てみると非常に多かったです。マクドナルドや吉野家で使えるのは独身男性には嬉しいですね。
家電量販店のビックカメラ、コジマ、ジョーシンでも利用できます。大丸や松坂屋などのデパートでも使用できるのは知りませんでした!
Rakuten Handのキャンペーン
Rakuten Handで重要なキャンペーンは3つ
Rakuten Handを購入するうえで、重要なキャンペーンは主に3つです。
3ヶ月基本料無料キャンペーンで、最大月額3,278円×3ヶ月=9,834円分おトクになります。
また、セット購入で楽天ポイントが19,999円相当ポイント還元されるキャンペーンについても、終了時期未定になっていますが、こちらもいつ終了するか分かりません。
購入にかかる費用シミュレーション
新規申し込み手数料 | 端末 | ポイント還元 | 実質コスト | |
楽天モバイル | 0円 | 20,000円 | 24,999円相当の楽天ポイント | +4,999円相当の楽天ポイント |
楽天カードがあれば48回払いが可能
楽天モバイルオンラインショップでは、購入時に分割払いにすることが可能です。
そして、楽天カードの支払いであれば、分割手数料なしで48回払いでの購入が可能です。
>楽天カードの特典を見る
キャンペーンの特典を受け取るステップ
キャンペーンの特典を受け取るためのステップは以下です。
- Rakuten UN-LIMITの申し込みと同時にRakuten Handを購入(eSIM)
- Rakuten Handが届いたらeSIMの開通(購入の翌月末まで)
- Rakuten Linkアプリで通話10秒以上、メッセージ1回の利用(購入の翌月末まで)→ここまでで24,999円相当のポイント還元
キャンペーンの注意点
- Rakuten UN-LIMITを申し込み、同日中にRakuten Handを購入すること
- 開通とRakuten Linkの利用は購入の翌月末まで
- 特典は1人1回線のみ
- 楽天モバイルショップ、楽天モバイルオンライン以外での購入は対象外
楽天モバイルを申し込む時の注意
自宅やスマホを使うエリアが楽天回線エリアかパートナー回線エリアかを確認しておく
楽天回線エリアかパートナー回線エリアかどうかは楽天モバイルを使用する上で最も重要な指標といっても過言ではありません。
楽天モバイルの公式サイトでは、自分の住所を打ち込むことで、楽天回線エリアなのかパートナー回線エリアなのか判断できるようになっているので、事前に確認しておきましょう。
キーワードに住所を打ち込んで事前に調べておきましょう。
>>楽天モバイル公式サイトで楽天回線エリアを確認する
eKYCはうまく行かないことが多い
ここは、筆者だけかもしれませんが、eKYC(オンラインでの本人確認)がうまく行きませんでした。
正確にいうと、アップロードした運転免許証がうまく読み取れませんでした。2度再提出したもののメールで再提出を求められたので、「受け取り時に本人確認する」で契約した方が楽でした。
佐川急便の配達員の人に、運転免許証を掲示するだけです。(専用の機械に読み取っていました)
楽天オリジナルスマホは他のキャリアでは使用できない?
Rakuten Mini、Rakuten Hand、Rakuten BIGはeSIM専用端末なので、物理SIMしか発行していない通信会社では利用することができません。
また、端末の対応Bandによっては、ドコモやauなどで使えないということもあり得ます。
基本的には楽天モバイルで使用することを想定して作られた機種ですので、楽天モバイルから乗り換える際に、他の通信会社で利用するときは事前に利用が可能かをよく確認しましょう。
ポイント還元は期間限定
楽天ポイントのポイント還元は期間限定です。
期間限定ポイントは、利用用途が一部制限されているほか、使用期限を過ぎると失効してしまうため、ご注意ください。
なお期間限定ポイントの使い道については、こちらの記事で解説しています。
Rakuten Hand以外でおすすめの機種は?
楽天モバイルでは、Rakuten UN-LIMITと端末のセット購入で高額のポイント還元が実施されています。
仮に「Rakuten Handはちょっと…」という方には、以下のスマホがおすすめです。
楽天モバイルの販売端末在庫については、毎日更新していますので、よかったらご覧ください。
個人的には、スペックもバッテリーも大幅改善されたAQUOS sense4 liteが好みです。eSIMにも対応していて他Bandも対応しているので、楽天モバイル(eSIM)+他社MVNOのnanoSIMなんてこともできちゃいます。