こんにちは、お風呂は毎日入る派、楽マニおじさん(@raku_mani) です。
お風呂にゆっくり浸かりながら、自分の好きな音楽を聞くのって気持ちいいですよね。
でも、最近は防水のスマホが増えているとはいえ、持って入って水没させてしまったら怖い…
そんな方のために5,000円以内で安く買うことができる防水スピーカーをご紹介します。もちろん、Bluetooth搭載なので、電源コードなし(ワイヤレス)で使うことができる防水スピーカーです。
ちょうど、この記事を更新している3月22日は、Amazon新生活セールが実施されています。
失敗しない防水スピーカーの選び方
まずは、防水スピーカーを選ぶときに注意するべき点をお伝えします。
BluetoothとWi-Fiの違い
そもそもBluetoothとは、無線通信の規格のひとつです。Bluetoothの規格に対応した機器同士で接続することで、ケーブルやコードなしで接続してデータをやり取りすることができます。
有効範囲はおよそ10m以内です。
Bluetoothスピーカーは、Bluetooth搭載機種と直接通信が可能です。
持っているスマホと無線接続し、映画や音楽、動画配信サービスの音を高音質で楽しむことができます。
同様にワイヤレスで利用できるWi-Fiスピーカーは、全く別物です。自宅のWi-Fiネットワーク内で使用するので、自宅のオーディオ機器のワイヤレス接続に向いています。
また、Wi-Fiは複数の機器を同時接続させることに長けていて、通信速度が速く、通信距離も広い分消費電力も激しいため、大抵は電力供給が必要になります。
一方で、Bluetoothは1対1での通信を想定して作られています。通信速度・通信距離共にWi-Fiに比べて弱いのですが、消費電力が少なく、キーボードやマウスなど、長時間使用する機器に導入されることが多いです。
接続数 | 通信速度 | 通信距離 | 消費電力 | |
---|---|---|---|---|
Wi-Fi | 複数 | 速い | 広い | 多い |
Bluetooth | 1対1 | やや遅い | やや狭い | 少ない |
今回は前提として、スマホに繋げて音楽を聞くことを想定しているため、Bluetoothスピーカーをメインにご紹介します。
Bluetoothの規格について
お風呂なら5〜10W、屋外でも使いたければ20W以上あればGOOD
スピーカーでどれくらいの音量が出せるのかは、W(ワット数)によって決まります。
お風呂に使っているときは良いですが、シャワーをしているときもしっかり音を聞きたいということであれば、W(ワット数)が大きいものを選びましょう。
お風呂の中は、それほど広くないので、5~10Wあれば、十分な音を聞くことができるでしょう。
屋外でも使いたいと考えているなら、20W以上あれば広い場所でも楽しむことができます。
音質を求めるならコーデックに注目
Bluetoothでは音声データを無線転送する際に一度圧縮する仕組みとなっています。
圧縮のときに使われる圧縮方式(コーデック)の種類によって音質が変わってきます。
ですので、音質にこだわりたいのであれば、コーデックをしっかりチェックすることがスピーカー選びで重要になってきます。
SBC | ほとんどの機器に対応している圧縮方式。 他のコーデックに比べて音質が劣る。 |
aptX | 主にAndroidスマホに多く採用されいている圧縮方式。 SBCよりも高音質で遅延が少ないコーデック。 |
AAC | iTunesでも使用されるコーデック。 SBCよりも高音質で伝送可能で、iPhoneが対応している。 |
aptX HD | aptXを拡張。 最大48kHz/24bitに対応した音声コーデック。 |
LDAC | ソニー開発の新しいコーデック。 96kHz/24bitのハイレゾ(高解像度)音源を劣化させずに転送できる。 |
コーデックはこだわると製品の価格が上がってしまうので、基本的には、SBC・aptX、AACあたりから選んでいくことになります。
防水・防滴性能|お風呂場ではIPX7以上は欲しい
個人的に一番重要なのは、防水性だと思っています。
防水性の基準は非常にわかりやすいですので、こちらの表をご覧ください。
等級 | 内容 |
---|---|
IPX0 | とくに保護がされていない |
IPX1 | 鉛直に落下する水滴では有害な影響を受けない |
IPX2 | 鉛直から両側15度までの角度で落下する水滴では有害な影響を受けない |
IPX3 | 鉛直から両側60度までの角度で噴霧した水で有害な影響を受けない |
IPX4 | あらゆる方向からの水の飛まつで噴霧した水で有害な影響を受けない |
IPX5 | あらゆる方向からのノズルによる噴流水で有害な影響を受けない |
IPX6 | あらゆる方向からのノズルによる強力なジェット噴流水で有害な影響を受けない |
IPX7 | 一時的に水に浸しても影響がない |
IPX8 | 潜水状態での使用でも影響がない |
等級は、水がかかったり水に浸した場合に、どの程度耐えることができるかを示す指標です。
上記表のとおりIPX○〜IPX8までの9段階あります。
海などのアウトドア、お風呂での使用に耐えうるのは、およそIPX5以上です。PX7、IPX8は潜水に対する性能であることから、IPX6と併記されることもあります。
お風呂場での使用は、水没まで考えてIPX7以上が理想です。
バッテリー(連続使用時間)
お風呂はだいたい30分〜1時間くらい入られる人も多いかと思います。すぐにバッテリーが切れてしまうよりは、ある程度長持ちした方が楽でいいですよね。
バッテリーは値段とのバランスもありますので、あくまで補足的に見ていきましょう。
以外に便利なストラップ
お風呂でスピーカーを使おうとしたときに、意外に迷うのがスピーカーの置き場所です。ストラップがあるスピーカーであれば、フックにかけておくなど、場所も取らないので便利です。
その他(ペアリング、NFC機能)
Bluetoothスピーカーとスマホなどの端末を接続するとき、端末側でBluetooth機能をONにして、スピーカー側でペアリングモードにして、ペアリングさせます。
慣れると簡単なのですが、ペアリングモードにさせたり、Bluetooth機器を検出したり、少し面倒です。
それに対して、NFC接続は、10cm程度の近距離で通信を行うために開発された規格で、スピーカやスマホを近づけるだけで接続が完了する便利な機能です。
こちらの機能があると、より手軽に接続させることができます。
5,000円以内で購入できる防水スピーカー
防水機能があるスピーカーなので、結構高いと思われている方が多いかもしれませんが、5,000円以内で買えてしまうスピーカーが結構あります。
さらにいうと3,000円以内で購入できる防水スピーカーもAmazonでは多くあります。
今回はその中でも、比較的品質的にも安心できるスピーカーを厳選して紹介します。
※価格は記事作成時を基準としています。場合によっては、5,000円未満となっていないケースもあるため予めご了承ください。
JBL GO2 Bluetoothスピーカー
JBLは、アメリカに本社がある音響機器の超有名メーカーです。
名前のGO2(ゴートゥー)は「どこにでも、持っていける」という意味から名付けれています。
商品の特徴としては、コンパクト設計なのに、独自のフルレンジスピーカーとパッシブラジエーターを装備していて高音質が味わえることです。
また、防水性はIPX7と高い性能を誇ります。ただ、連続再生時間は、5時間とやや短くなっています。
連続使用可能時間 | 5 Hours |
---|---|
カラー | ブラック |
防水性 | IPX7 |
ワイヤレス対応 | Bluetooth |
電池付属 | あり |
電池使用 | あり |
ブランド名 | JBL |
メーカー | JBL |
製品型番 | JBLGO2BLK |
発売年 | 2018 |
付属品 | USBケーブル(USB A → マイクロUSB) |
製品サイズ | 3.2 x 8.6 x 7.2 cm; 184 g |
商品重量 | 184 グラム |
オウルテック Bluetooth 防水スピーカー
【商品の仕様】
- サイズ:20 x 15 x 10 cm
- 重量(本体):約100g
- 対応機種:Bluetooth 対応機器(パソコン・携帯オーディオ・携帯電話・スマートフォン等)
- Bluetooth:ver.4.0
- 対応コーデック:SBC
- 動作距離:10m
- 連続再生時間:8時間
- 防水・防滴:IP66
Anker Soundcore 2 楽マニおすすめ
Ankerは、モバイルバッテリーや急速充電器などのスマートフォン・タブレット関連製品の開発、販売を行うハードウェア・ブランドです。
Googleでエンジニアとして働いていたスティーブン・ヤンを中心に、Google出身の数名の若者達によって2011年に設立され、急成長している会社です。
ひとことで言うと、「高品質だけど手頃な価格」です。ガジェット版ニトリのような存在ですね。
Anker Soundcore 2はワット数は12W、防水性はIPX7、Bluetooth5.0搭載で、24時間連続再生の長持ちバッテリーと、お風呂場以外でのアウトドアにも利用できるスペックのスピーカーです。
バッテリー要/不要 | 必要 |
---|---|
連続使用可能時間 | 24 Hours |
ヘッドホンジャック | ステレオミニプラグ(φ3.5mm) |
形状 | 長方形 |
防水性 | IPX7 |
ブランド | Anker |
色 | ブラック |
メーカー | Anker |
メーカー型番 | A3105014 |
サイズ | 約168 x 47 x 56mm |
発売年 | 2017 |
製品サイズ | 16.7 x 4.7 x 5.6 cm; 414 g |
商品重量 | 414 グラム |
Amazonの正規販売店から購入すると、最大24ヶ月の保証が付いてきます。
※本製品は、2018年度Amazonランキング大賞(ポータブルスピーカー部門)のベストセラーNo.1受賞モデルです。
Anker Soundcore Icon Mini 楽マニおすすめ
こちらも、Ankerから発売されている小型の防水スピーカーです。ストラップ付きなので、お風呂場での使用にかなり向いているスピーカーです。
小型のためか、オーディオ出力が3Wと小さめですので、音量が心配ですが、口コミを見ていると音量に対する不満は見当たりませんでした。
- サイズ:約95 x 76 x 36 mm
- 重量:約215g
- 防水:IP67
- 連続再生可能時間:8時間
- 充電時間:3時間
- Bluetooth規格:4.2
- オーディオ出力:3W
ZENBRE D5
- サイズ:13.5 x 5 x 6.8 cm ;
- 重量: 286 g
- 防水:IPX7
- 連続再生可能時間:40時間連続再生
- 充電時間:3時間
- Bluetooth規格:4.1
- オーディオ出力:6W
40時間連続再生とかなり長い駆動時間を誇ります。
少し大きめですが、ストラップもあるので、お風呂場でも使いやすいでしょう。
Amazonではなく、Yahooショッピングで販売されていましたが、売り切れとなっていました。
MIFA A1 Bluetoothスピーカー
MIFAから発売されている小型のBluetoothスピーカーです。
- サイズ:8.6 x 8.4 x 4.6 cm
- 重量:177g
- Bluetooth規格:4.2
- 充電時間:3~4時間
- 連続再生可能時間:12時間
- バッテリー:1200mAhリチウムポリマー電池を内蔵
- オーディオ出力:5W
- 音質:TWS機能でステレオサウンド
MIFAはご存知ない方もいる方もしれませんが、Bluetoothスピーカーの生産メーカーとして11年の歴史を持っていて、世界50カ国に広い販売網を持っているグローバル企業です。
Amazonで5,000円以内で買える防水スピーカーまとめ
最後に、今回ご紹介した防水スピーカーをまとめておきます。
筆者の場合は、音楽だけでなく、kindleの音声読み上げ機能や、Audibleなどを利用して、お風呂で音声読書を楽しんだりしています。
せっかくならリラックスしたり読書をしたり有意義に時間を使いたいですよね。
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皆さんも快適なお風呂ライフをお過ごしください。