マネーフォワードMEはZaimと並んで非常に優秀な家計簿アプリです。
筆者は、かれこれ10年ほどマネーフォワードMEを愛用しています。
今回は、マネーフォワードMEを使っている中で、Amazonとの連携のメリットとデメリットを解説しながら、ある時から連携が全然うまく行かなかった時の話とその対処法を解説します。
マネーフォワードMEでAmazonを連携する
マネーフォワードでは、金融関連のアカウント(銀行、クレジットカード、証券)に加えて、ECサイトであるAmazon.co.jp、楽天市場などと連携することが可能です。
筆者は、現在Amazon.co.jp(Amazon)、Yahoo!ショッピング、楽天市場、ラクマと口座を連携させています。
マネーフォワードMEは、2500以上の金融関連サービスと連携が可能です。これ以外にもポイントサイトなども連携が可能です。
マネーフォワードMEとAmazonを連携するメリット
通常ECサイトの支払いはクレジットカードが多いので、クレジットカードだけ登録しておいたら十分じゃないの?わざわざECサイトと連携する必要あるの?と思われるかもしれません。
実際、筆者もしばらくの間は、クレジットカードの連携でECサイトは連携をしていませんでした。
しかし、実はECサイトと連携しておくと非常に便利です。
メリットについて詳しく解説します。
マネーフォワードMEとAmazonを連携するメリットは、主に以下の2つです。
まず、Amazonと連携することの最大のメリットは、購入した商品の詳細までマネーフォワードMEで管理することができる点です。
具体的にマネーフォワードの画面で説明します。
仮にAmazonの支払いをクレジットカード払いにしている場合、クレジットカードの支出明細でも、金額を確認することができます。(筆者の場合は、楽天カードで支払いをしています。)
しかし、これだとAmazonで具体的に何を購入したのか詳細が不明です。
「AMAZON DOWNLOADS利用国USA」では何を購入したかさっぱり分かりません。
商品名が分からないと、支出のカテゴリ分けをするときに非常に不便であること気付きました。
それに対して、Amazon.co.jpに連携することによって、具体的な商品名まで把握することができます。
Amazon.co.jpで連携した利用履歴からは、購入した商品の名称まで詳細に確認することができます。
実際に購入した商品の詳細が把握できるので、カテゴリ分けも非常に楽になります。
また、Amazonと連携することで、Amazonポイントの残高や、いくら消費したのかまで確認可能になります。(楽天市場も同様に、楽天での購入履歴と楽天ポイントの残高が把握できます。)
なお、クレジットカードで購入した場合、クレジットカードの利用履歴とAmazon.co.jpの利用履歴のどちらもカウントされて二重カウントになってしまうのではないか、と思うかもしれません。
そこは、問題ありません。
なぜならマネーフォワードMEが自動で振替を行ってくれて、Amazon.co.jpからしかカウントしないようにしてくれます。筆者の場合は、楽天カードからAmazon.co.jpnに振替がされています。
(ただ、全てが完璧にというわけではなさそうで、たまに振替ができていないのも混ざっている印象です。その場合は、手動で振替を行っています。)
マネーフォワードMEとAmazonを連携するデメリット
逆に、マネーフォワードMEとAmazonと連携することのデメリットはこちらです。
Amazonのポイントやクーポンを利用して、商品を買った場合に、支出部分にポイントやクーポンが引かれる前の価格が表示され、収入部分にポイントやクーポンの金額が表示されます。
Amazonや他のEC(楽天)でも同じことが起きます。
そこまで気にはならないのですが、管理の手間が増えるのでデメリットだと感じます。
また、Amazonはセキュリティが強く、更新などをすると連携エラーができなくなることがあります。
「更新失敗」となっていれば連携エラーです。
Amazonとの連携方法
実際に筆者の場合のAmazonの連携までのステップを解説します。もしかすると、このとおりのステップのならない可能性もありますが、画像認証、追加認証での承認は入ってくる可能性が高いです。(複数回連携を行いましたが、再現しました。)
- 連携先を追加をタップ
- Amazon.co.jpを選択
- Eメールアドレス(電話番号も可能)とパスワードを入力して「連携する」をタップ
- 連携に失敗して画像認証が必要です→再度選択
- 画像認証を行う(複数回入力が必要な場合あり)
- 追加認証が必要です→再度選択
- 登録したメールアドレス、電話番号にAmazonの認証のためのリンクが送られる
- 制限時間内にリンク先の承認をタップ
- マネーフォワードME画面上では2段階認証画面が出ているがワンタイムパスワードは発行されない
- しばらくするとAmazon.co.jpとの連携が成功している
一番謎なのは、9のワンタイムパスワードの入力画面にはなるけど、ワンタイムパスワードを入力せずに連携が成功することです。
また、5の画像認証は、めちゃくちゃ難しい番号の場合があります。
全然分からないときも結構な頻度であるので、分からないときは「更新する」をタップ
マネーフォワードMEとAmazonの連携がうまく行かない時の対処法
マネーフォワード公式サポートの発表
公式サポートでは、「Amazon.co.jp」の自動取得では、下記の理由により、画像認証などの追加認証が発生することがあるとされています。
また、公式サポートでは「画像認証は、1回の更新でデータ取得が成功するまでに、時間をおいて複数回発生することがございます。お手数をおかけいたしますが、画像認証の入力が発生した場合には、都度、入力内容をご確認のうえ、連携が完了となるまでご入力ください。」と言っています。
つまり、画像認証は一回で終わらず、何度も繰り返さないといけない場合があります。実際に筆者が画像認証を行った時は、3〜4回ほど繰り返して、いつの間にか連携できていました。
画像認証を何度も何度も繰り返す
Amazonの連携が失敗した場合の対処法としては、基本的には「何度も繰り返す」です。
特に画像認証の難易度が高いため、間違えることも結構あり得ます。
何度も挑戦して、追加認証まで持っていきましょう。
連携に失敗する
正確なログイン情報を入力して連携をしようとしても、初回は基本的に連携が失敗します。
画像認証、追加認証ありきで連携を進めていくのが良いでしょう。
一括更新だと連携に失敗する
Amazonの連携ができていたのに、失敗するパターンとして挙げられるのが、「一括更新」です。
マネーフォワードMEのプレミアムサービスでは、連携口座の一括更新という便利な機能があります。
一括更新ボタンをタップすると、いっせいに連携口座の更新がかかるのですが、中には連携エラーが発生してしまう口座があります。
Amazonの口座も連携エラーが発生してしまうことがあります。
まとめ
以上をまとめると、以下となります。
Amazonはセキュリティがしっかりして、一度連携が失敗すると手間がかかりますが、連携できると色々便利なので、マネーフォワードを使っている方は、是非連携してみてください。
マネーフォワードをまだ使ったことがない方は、下のリンクからダウンロードすることができます。
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