今回は、少額からでもできる資産運用として、楽天証券のポイント投資をご紹介します。
楽天市場や楽天トラベルを利用することで貯まった楽天ポイントや楽天カードを利用して貯まったポイントを楽天証券で投資することができます。
また、楽天証券で投資信託を積み立てるときに、楽天カードクレジット決済を利用することで、上手に楽天ポイントを獲得することができます。
楽天証券のポイント投資サービスとは
楽天証券のポイント投資とは、普段の生活で貯まった楽天ポイントを楽天証券内で投資信託や国内株式(現物)を購入に充てることができるサービスです。
楽天ポイント投資の特徴・メリットは上の3点です。
少額から始めることができ、NISAやつみたてNISAにも対応していることがメリットです。
楽天証券でポイント投資を始める前に必要なもの
楽天証券でポイント投資をするために準備するものは以下です。
まずは、楽天証券口座を開設しておくのと楽天会員になっておきましょう。
また、楽天カードと楽天銀行を合わせて用意しておくことで、よりお得にポイントを貯めることができます。
また、楽天銀行口座と楽天証券口座を連携(マネーブリッジ設定)させておくことで、楽天銀行の普通預金金利が0.10%(通常の100倍程度)となるお得な設定があります。
また、証券口座への入金や銀行への出金が簡単になる「らくらく入金」「らくらく出金」サービスも使えるようになります。
この機会に楽天銀行の普通預金口座も開設しておくと良いかもしれません。
楽天カード利用でポイント投資の原資を貯める
まずは、原始となる楽天ポイントですが、ポイント投資を始めるうえで、楽天カード(クレジットカード)を利用することが非常に重要になってきます。
楽天カードがあると楽天ポイントが貯まりやすい
年会費 | ポイント還元率 | 対応ブランド |
---|---|---|
永年無料 | 1%~(利用額100円 ⇒1ポイント還元) | JCB、Mastar Card、VISA |
ETCカード | 付帯保険 | 家族カード |
あり | 海外旅行傷害保険、盗難保険 | あり |
ご覧のとおり、楽天カードを使用すると、ポイント還元で100円につき、1ポイントの還元が受けられます。
また、楽天カードを利用すると、楽天市場でのポイント還元率が3倍になります(※楽天ゴールドカードなら5倍に)。
おすすめブランドはVISAかマスターカード
クレジットカード会社で世界最大のVISAか2位のマスターカードがおすすめです。単純に使える店舗数が多いので、クレジットカードは使えるけど、VISAは使えない、なんてことがほとんどありません。逆にJCBブランドは、日本のクレジットカードブランドなので、海外サイトや海外の店舗などでは使えないところもかなり多いです。
とりあえず、特に何も考えずに、VISAかマスターカードを選んでおけば安心です。
付帯機能で楽天Edy、楽天ポイントカードをつけると便利
楽天Edyとは、電子マネーの一種で、おサイフケータイやiPhoneからチャージしたり、楽天カードでお金をチャージすることで、プリペイド型で使うことができます。
楽天Edyの還元率は通常で、0.5%ですが、楽天カードでチャージすることによって合計で1%になります。ただし、200円単位でしか、ポイントが付かないため楽天カードでポイントを貯めた方がお得です。
普段の支払いは楽天カードを利用し、楽天カードが使えないような店舗での支払いに利用するのが良いでしょう。
楽天カードの入会特典
楽天カード新規入会&利用で対象者全員に5,000ポイント(5,000円相当)が贈呈されます。
もらえるポイントの内訳は新規入会特典として2,000ポイント、カード利用特典として3,000ポイントです。
さらに今なら、Rakuten UN-LIMITに追加申し込みすると1,000ポイント(1,000円相当)が追加でもらえます。
※詳細のキャンペーンについては、下のリンクから確認ください。
楽天カード決済で投資信託の積立ができる
楽天カードで嬉しいのは、投資信託の積立をカード決済できるところです。
そうすると、投資信託を買った分だけ、楽天カードから楽天ポイント還元を受けることができます。
他のクレジットカード会社や証券会社にはない、楽天カード・楽天証券のメリットです。
投資をした瞬間に、1%の利回りを得ていると考えると、非常に嬉しいですね。
筆者は積立NISAの月々の購入をクレジットカード払いにしています。
楽天証券ポイント投資のやり方
ポイント投資ってなに?
ポイント投資とは、楽天グループで利用して貯まったポイントを使って、楽天証券で投資ができるサービスです。
楽天証券のポイント投資では、投資信託や国内株式を購入することができます。
投資信託でポイント投資をするステップ
投資信託を選ぶについては、楽天証券でいくつかおすすめされている投資信託がありますので、参考に自ら選びましょう。
ここでは、ポイントを使って注文までを詳しく解説していきます。
写真右上の「ログイン」から、総合トップ(スマートフォン)を選択、ログインID、パスワードを入力して、ログインします。※PCでもログイン可能です。
メニューの中から、ポイント投資を選択しましょう。
こちらは、スポット購入の説明動画です。スポット購入とは、最低買付単位が100円から投資信託を購入できる注文方法です。注文時に金額入力を行います。
積立をしない場合は、「スポット購入(買い注文)する」をクリックしましょう。
こちらは、積立注文をする場合の解説動画です。
積立注文とは、あらかじめ日付とポイントが引き落とされる日時を設定し、毎月投資信託を購入できる注文方法です。
具体的な手順は以下のとおりです。
- 楽天証券ポイントコースから楽天スーパーポイントコースへ変更
- 投資信託の積立注文
- 銘柄を選んで積立注文
- 注文詳細の入力(引落口座、積立指定日、積立金額、ポイント利用について、分配金コース、口座区分、ボーナス月の設定)
- 目論見書の確認
- 取引暗証番号の入力で買い注文が完了
となります。
国内株式(現物)でポイント投資するステップ
ポイント利用設定→銘柄を選ぶ→国内株式(現物)を注文する→購入完了
まず初めにポイント利用設定をしましょう。
一番下の国内株式 現物買付の下から「設定変更する」で設定できます。
ポイント利用するor利用しない
毎月or毎日の上限ポイントを設定できます。
※設定や設定変更には、取引暗証番号が必要なので、忘れないようにしておきましょう。
楽天証券ポイント投資で「NISA」「つみたてNISA」
楽天のポイント投資は「NISA口座」や「つみたてNISA口座」でも利用が可能です。
各NISA口座は申し込みが必要となります。また、NISA口座自体はどこでも作ることができますが、楽天証券ポイントで投資をするためには、楽天証券でNISA口座を作る必要があります。
NISAとつみたてNISAの違い
NISA口座で投資すれば、売却益や配当などが毎年120万円まで最長5年間が非課税になります。つみたてNISAは、積み立てたお金の運用益が非課税となり、1年間で投資できる上限は40万円までですが、最長20年間の積み立てが可能となっています。
少額から投資をはじめたい、という方にはつみたてNISAがおすすめです。
楽天証券ポイント投資で発生する税金
楽天証券のポイント投資では、ポイントを現金に変えて投資するのと一緒です。そのため、利益に対して、約20%(20.315%)の税金がかかってくることになります。
楽天証券のポイント投資でSPUアップ
楽天証券でポイント投資(投資信託)をすることで、ポイント+1倍になります。
※ポイント投資(国内株式)はSPU判定の対象外になりますので、ご注意ください。
SPUアップ手順
手順はいたって簡単です。
先ほどのポイント投資の手順に従って、投資信託を購入すると、購入した月のSPUポイントが+1倍となります。
楽天証券をまだ開設していない方は、下のリンクから口座開設してみてください。
SPU対象外となるケース
- 国内株式へのポイント投資をした場合
- 月末時点で「楽天証券ポイントコース」に設定変更していた場合
- ポイントを利用しないで購入した場合
- 複数回に分けて500円以上のポイント投資(投資信託)をした場合 例)100円ずつのポイント投資
- 注文した後にキャンセルした場合
楽天証券のアプリ
楽天証券自体はWebサイトの方が使いやすいです。
アプリもありますが、売買特化なので、使わなくても問題ありません。
ただし、国内株式や米国株式を取引する場合は、アプリの方が断然便利で使いやすいので、おすすめです。
まとめ
本記事のお得情報まとめです。
- 楽天証券では楽天ポイントを100ポイントから投資に回すことができます
- 楽天証券では楽天カードクレジット決済で積立投資信託をすることができる
- 楽天銀行では、楽天証券と連携(マネーブリッジ設定)することで、普通預金金利が0.1%になります
- 楽天銀行・楽天カード・楽天証券でのポイント積立をすることによって、楽天市場でのポイント還元率がUPします